世界最速のバスと自転車!? 時速590キロで爆走するスクールバス映像がヤバすぎる!
明けましておめでとうございます。
昨年の12月は営業日が少なく、慌ただしい日々を過ごした方も多いのではないでしょうか。そんな時には何も考えないで見ていられる単純な映像で、頭をリセットするのはいかがでしょう。
というわけで、今回ご紹介するのはアメリカのぶっ飛んだおっさんです。
■子どもたちを薬物の誘惑から守るために製作
見てください、この何の変哲もないスクールバス。でもこのバス、走り出したらなんとびっくり最高時速590キロで走行するんです。なにしろこのバスには、戦闘機で使用されていたジェットエンジンを搭載しているということで、とんでもない噴射をしながら爆速走行します。近所迷惑というか、後方の車両を一網打尽です。
でも、このバスさえあれば子供たちはみんな遅刻しないぜ! ……と思いきや、ジェットエンジンを積んでいるせいか、バスとは言いながらも乗れるのはたったの3人だけ。「悪いなのび太!」というセリフが今にも聞こえてきそうです。「速さ」にかける男のロマンが無用の長物を作ってしまったのでしょうか……。
いいえ違います、単なるアホと思わせながらも、このバスには2つのメッセージが込められているんです。
「The Indy Boys」という開発チームを率いてこのバスを製作したポール・ステンダーさんは、バスを製作した理由について次のように話しています。
「なぜこのバスを作ったのかというと、ひとつは、単純にみんなに楽しんで欲しかったから。そしてもうひとつは、子どもたちを薬物の危険から守るためさ。僕らは、ただ勉強してるだけじゃ学べないものがあるということを彼らに知ってもらえるように、いくつもの学校でこのバスを展示してるんだ。活動的な趣味や創造的な興味を持つことができれば、薬物みたいなものから距離を置くようになるからね」(ポール・ステンダーさん)
なんだか若干無理やりな気がしますが、実際に彼らのホームページを見ると、真剣に取り組んでいることがわかります。『Jets are hot – drugs are not(ジェットは熱い、クスリはマズい)』というフレーズを掲げ、子どもたちを啓発しようとしているのです。
トップページではエミネムの曲とともに今までの活動が映像として流れ、なんだかすごくカッコつけている感じですが、今までに制作した高速走行体はスクールバスの他に、仮設トイレや犬小屋だったりします。
もっと他に啓発の方法はなかったのかというつっこみをしたくなりますが、子どもの興味を引くためというと納得ができますね。
■最高時速333キロの“ロケット自転車”も
ちなみに、高速走行のためにハイパワーのエンジンを規格外に使うというのはもはや常套手段であるようで、先日もフランスで、自称“ロケット男”、フランソワ・ギッシーさんが自転車にロケットエンジンを装着し、最高時速333キロで走行するという記録を打ち立てました。
こちらでは並走するフェラーリを、自転車が一瞬で置き去りにするというなかなか面白い様子が見られます。ただもうこれはもはや「自転車」ではないような……。
(文=杉田彬)
参考:「Mirror」、「The Indy Boys」のHP、ほか
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