生き別れた父と娘が“禁断の愛”に溺れ…世界のヤバすぎる近親婚4選
親子や兄弟姉妹など、近い親族の間で婚姻関係を結ぶ「近親婚」は、古代には様々な文化圏で見られ、容認されるどころか奨励されている地域さえあった。一方、現代において近親婚はタブーとされ、世界各国の法律で禁止されている。しかし、離れ離れで生きてきた2人が、互いに親族であるとは知らずに偶然出逢い、結婚にまで至るという驚くべきケースが存在する。今回は、そのような運命のイタズラとしか思えない極めて珍しいケースをピックアップして紹介しよう。
■世界の近親婚事例
・ 父と娘のケース
米国オハイオ州に暮らすバレリー・スプレイルさんは現在60代の女性だが、生後3カ月で祖父母に預けられた。当初は祖父母のことを両親だと思っていたようだが、8~9歳の頃、時々家を訪れる女性が自分の本当の母親だと知らされた。だが、本当の父については何も聞かされたことがなかったという。
やがて成人したスプレイルさんは、ある男性と出逢い、結婚する。それは彼女にとって2度目の結婚だった。夫は優しく働き者で、前夫との間にできた3人の子供に対しても優しかった。今思うと、夫は自分の妻が実の娘だということに気づいていたものの、その事実を打ち明けるのが恐ろしかったのだろうとスピレイルさんは述懐する。
夫が他界してから6年が過ぎ、彼が実の父親だったという衝撃の事実を知ったスプレイルさん。心身ともに打ちのめされた結果、脳卒中で2度倒れ、糖尿病とも診断されてしまう。そして彼女は、現在もセラピーに通っている。
・ 姉と弟のケース
ブラジルのサンパウロで、トラック運転手をしている30代後半のレアンドロさんには、2歳上のアドリアーナさんという妻がいる。バツイチで3人の子持ちだったアドリアーナさんは、10年前にレアンドロさんと出逢い、大恋愛の末に再婚。その後2人の間には娘が誕生した。
幸せな日々を送っていた2人だが、互いに不幸な過去を背負っていた。アドリアーナさんは1歳の時に母に捨てられ、またレアンドロさんも8歳の時に母親と生き別れた。どちらの母親もマリアという名前だったが、記憶はほとんど残っていない。ある日、アドリアーナさんはどうしても母親に会って孫の顔を見せてあげたいと願い、ラジオ番組に情報提供を呼びかけたところ、ついに番組内で母親との再会を果たすのだった。
母親であるマリアさんに会って知ったのは、彼女にはもう1人、生き別れた息子がいたという事実で、その子どもの特徴と情報から、自分の夫であるレアンドロさんが浮上する。つまり夫婦は、生き別れた実の姉と弟だったのだ。アドリアーナさんは、この事実を夫が知ったら自分を愛してくれなくなるのではないかと一時悩んだが、番組終了後に家族会議を開き、自分たちの結婚は法的にも認められていることであり、このまま共に生きていくと誓ったという。
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2024.10.02 20:00心霊生き別れた父と娘が“禁断の愛”に溺れ…世界のヤバすぎる近親婚4選のページです。結婚、恋愛、百瀬直也、タブー、法律、近親婚などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで