ヒラリー・クリントン就任後にUFO情報公開か?ワシントンの“UFOロビイスト”も注目!

■ヒラリーとUFOの関係はビル時代から?

 ヒラリー政権下でUFO情報の公開が期待できるもうひとつの根拠があるという。それは、ビル・クリントン政権時代(1993年~2000年)に遡る。

 ビル・クリントン元大統領はもともとUFOへの関心が高く、情報公開にも意欲的であったとされている。UFO研究家でもあったローレンス・ロックフェラー氏(ジョン・ロックフェラー2世の第3男)との親交もあり、たびたびUFOに関する話をしていたということだ。ビル・クリントン政権時代にロックフェラー氏は情報公開法を活用して、大統領図書館などから「ロズウェル事件」に関するものも含む大量のUFO関連資料を入手しておりその資料は現在でもネット上で見ることができる(「Paradigm Research Group」)。ちなみにローレンス・ロックフェラー氏は2004年に亡くなっている。

 そして1995年に8月に、ローレンス・ロックフェラー氏は、グランドティトンのワイオミング牧場にクリントン大統領を夫妻を招待している。そしてこのとき、ロックフェラー氏とヒラリーが話を交わしていることが判明している。歩きながら会話する2人の2ショット写真で、ヒラリーが手にしている本が地球外生命体関連の著作物(『Are We Alone?』)であるということで、2人の間でUFOにまつわる話があったに違いないと噂されているのだ。いったいどんな内容の話が交わされていたのだろうか。UFO研究家たちはこの時点からクリントン夫妻がUFO情報公開に前向きであると考えるようになったということだ。

 UFO好きの間では大統領選挙をすっ飛ばし、早くもヒラリーの大統領就任後に大きな期待を寄せているようだ。はたしてUFO研究家たちの期待は実現するのか、今後の展開が楽しみだ。
(文=仲田しんじ)

参考:「Mother Jones」、「Open Minds」ほか

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
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