撮影:酒井透、小田部あけみ
それによると、整備の対象となったのは、16号棟と17号棟(日給住宅の2棟)、65号棟(一部)、70号棟(小中学校)、3号棟で、すでに崩壊している50号棟(映画館)は、映画館として利用されていた価値を考慮して、残存遺構の保存に努めることとしている。昭和34年(1959年)に建てられた3号棟は、職員住宅として使われていたもので、“軍艦島”としての外観を形成することにも寄与している。これらの建築物や遺構は、護岸や石炭を製品炭にするために使われていた生産施設の後に整備するとしている。