「富士山の呪い、死体が飛び込むアパート……」人身事故多い中央線にまつわる怖い話
■自殺者が飛び込んでくるアパート
中央線沿線といえば、築年数の古い激安アパートがあることで有名だ。音楽に明け暮れ、金のないバンドマンたちの中にも入居者は多かったが、さまざまなデメリットもあるようだ……。夜中に部屋の中を黒い影が出没するといった心霊にまつわる話から、隣人が夜中に奇声をあげる、隣人夫婦が毎晩、獣のように夫婦の営みをしていた、4畳半一間に外国人が6人も住んでいたなどのユニークな話も飛び出したが、特に印象的だった話は次のようなものだ。
ミュージシャンのA(19歳)は引っ越しの折に、不動産業者から風呂なし共同便所4畳半、絵に描いたようなボロアパートを勧められた。目の前は踏み切りだが、駅から徒歩3分、家賃2万円の好物件。案内をしてくれた不動産業者から「今日決めないと明日はないですよ」などと言われ、このアパートに住むことに決めた。
しかし、ここに住んでみると、とんでもない物件だということに後から気づいた。それは、蒸し暑い夏の夜、窓を全開にしてくつろいでいた時のことだ。外からけたたましい電車の警笛と急ブレーキ音が聞こえた次の瞬間、鈍い音とともに、人間の肉片や骨が窓から飛び込んできてあぜんとしたそうだ。しかも、畳の上に飛散したバラバラの遺体を自分で片付けなければならず、嘔吐しながら泣く泣く処理したそうだ。そして、すぐに新しいアパートへと引っ越したという……。
各メディアが行う「住みたい街ランキング」では上位に選ばれることもあり、人気の中央線エリアだが、格安の物件と踏み切りには気をつけた方が良さそうだ。
(文=traveling編集部)
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2024.10.02 20:00心霊「富士山の呪い、死体が飛び込むアパート……」人身事故多い中央線にまつわる怖い話のページです。traveling編集部、中央線、怖い話などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで