【動画】武装警官はつぶやいた「泥棒ではない。これは幽霊だ」=イギリス
■町でも1、2を争うほどの古い建物
以前から店のスタッフから「この店、なにかヘン」と言われていたが、無視していたというブリトー氏。しかし今は、信じるしかないと思うようになったそうだ。「こんなんじゃお客も寄りつかない。商売あがったりです」と、ぼやく。
この店のウェイトレス、セーラ・クラプトンさん(29歳)は、
「以前私が1階、ほかのスタッフが2階で作業をしてた時のことです。急に私の無線のライトが点灯したかと思うと、幼い女の子の声が聞こえてきたんですよ。その時は、2階にいるスタッフの声だとばかり思ったから無線で応答して何か用か聞いたんです。でも、相手は一度も無線を使ってないって。その時はゾッとしました」(セーラ・クラプトンさん)
なにしろこのカフェは、町でも1、2を争うほどのかなり古い建物で、元々は倉庫だったそうだ。ちなみに数年前、ブリストー氏の息子が一晩ここに泊ったとき、小さな女の子をフロアで見かけたと語っている。
興味深いことに、英紙「Mirror」電子版の読者投票では「この侵入者は幽霊だと思うか?」の問いに、Yesが55%と過半数を占めている。確かに防犯ビデオの映像を見るかぎり、ひょっとしたらひょっとして!? という感じがしなくもない。
ちなみに個人的な話で恐縮だが、筆者は以前、ロンドンの元貴族が所有していた屋敷に滞在していたことがあった。ある日、邸宅の外観をなにげなく写真に撮ったら、誰もいないはずのバスルームの窓ごしに、正装した3人の家族(両親と男の子)が写りこんでいた。その家の息子さんに見せると、驚く様子もなく「昔、このウチに住んでた家族だね」と一言。そういうことは「古い家だと、結構あるから」と。なるほど、イギリスくらいゴーストが身近な国では、あちら側のひとがこちら側にうっかり顔を出してしまうのは、よくあることなのかもしれない。
(文=佐藤Kay)
参考:「Daily Mail」、「Mirror」ほか
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