「麻薬王国」に変貌した“幸福の国”ブータン! 危険すぎる粗悪ドラッグ横行か?
2015.10.05 12:05
また、日本では覚せい剤を使用した場合10年以下の懲役が科されるのだが、ブータンは“罰則が重い”とされながら使用者・所持者には“3カ月の懲役”と、日本に比べだいぶ刑期が短い。それに対しても、「刑期(笑)」「3カ月の懲役って重いか?」「3カ月で重いなら、日本は超絶重いだろうが!」と罰則の軽さを指摘する声が上がり、中には「3カ月で済むならヘロインやコカインやってもいいって思える」といった声まで。
さらに、「安すぎて怖い。アウトレットか」と値段に恐怖を感じる人もいる。安いドラッグというと、2010年頃にロシアで問題となった通称“クロコダイル”が思い出される。同ドラッグは、知識のない素人でも安価で簡単に製造できる合成麻薬なのだが、手や足、あるいは頭部までが溶けてしまうことがあるほど恐ろしいもの。死者も多数続出し、その危険性から“肉食ドラッグ”とも呼ばれた。
覚せい剤でハイ(灰)となり、違う意味で“幸福の国”となっているブータン。同国ではドラッグ中毒から立ち直り、社会復帰を目指すためのNGO団体「Chithuen Phendhey Association(CPA)」を設立し、対策に乗り出しているという。その前にまず、刑期について考え直したほうがいいのではないだろうか。
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