アポロ計画は予定通り20号まで続いていた?収容した宇宙人「モナ・リザ」の映像も?
■無傷で収容された人型エイリアン
機関部に根を生やす未知の植物、黄色の液体を分泌する三角形の石――。ラトリッジ氏が目にした墜落船の内部は、太陽系を遠く離れた訪問者たちの痕跡であふれていた。
「我々は船の側面に沿うガラス管の中で死に絶えた、体長10センチほどの小さな死体を発見しました。しかし最も大きな発見は、2体のヒューマノイドの死体を見つけたことで、そのうち1体は無傷でした」(ラトリッジ氏)
ラトリッジ氏らが回収したというヒューマノイドの死体は、動画の終盤に登場する。赤褐色の乾いた肌と、人間の女性に酷似した表情が印象的だ。身長165センチ。頭髪と6本の指をもち、鼻腔はない。
現地での検証の結果、見た目に反さず女性であると判明したヒューマノイドは“モナリザ”と名付けられ、地球に持ち帰られたという。
■ラトリッジ氏の現在
ラトリッジ氏が投稿した動画は世界中で150万回再生され、注目を集めていたが、数カ月後にアカウントがハッキングを受けたことによって、オリジナルの動画は削除されてしまった。
また2007年7月には、ティエリー・スペスと呼ばれるフランス人映像作家が、
インターネット掲示板で自らが動画を製作した張本人であると告白し、その内容が根も葉もないデマであることを認めている。だが、これらの問題について、ラトリッジ氏が強気な姿勢を崩すことはなかった。
「私は内部告発者です。NASAやアメリカ空軍に何が出来るというのでしょうか? 私を妨害したり告訴したりすることは、彼らが自白するに等しいこと。彼らに出来るのは、デマやフィクションだと言いふらすことなのです」(ラトリッジ氏)
異星人にまつわる一大センセーションを巻き起こしたウィリアム・ラトリッジ氏。いま彼は78歳を迎えて、アフリカ東部のルワンダ共和国に身を置き、静かな余生を送っている。
(文=Forest)
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