この世のモノとは思えない! 奇抜な姿をした15の生物
●ラブカ(Frilled Shark)
ホオジロザメが海の脅威と思っているのならそれは間違いで、水深500~1000mの深海(日本では駿河湾によく出没)に暮らすこのラブカの存在も知っておいたほうがいいだろう。ヒダ状のエラがフリルであるような見た目からついた英名だが、フリルのようにかわいらしさはない。
●オオカミウオ(Wolf Fish)
その名の通りオオカミのように特徴的で恐ろしい歯をもち、東北以北の冷たい海を移動して暮らしている。貝や甲殻類などはいとも簡単にかみ砕くことができるほどの強靭な顎をもつオオカミウオだが食用魚でもある。
●トログロラプター・マーチントニ(Trogloraptor Spider)
2010年、米オレゴン州のとある洞窟で発見された新種のクモ。足の先に爪がある他のどの種とも似つかない特徴があり、また報告によると一般的にクモが捕食しているとされるコオロギなどを与えても拒否し続けるというこのクモ。一体洞窟でなにを食べていたのかはいまだに謎である。
●ホシバナモグラ(Star Nosed Mole)
まるで違う惑星からやってきたのかと思うほど奇妙すぎる外見のモグラ。カナダ東部とアメリカ北東部の湿地、および水辺にすみ、優れた触覚器官として星状に広がる鼻先の突起をもつ。目は他のモグラよりも大きいが退化している。
●ハニーポットアンツ:ミツツボアリ(Honey pot ant)
オーストラリアの砂漠地帯に生息しているというキャンディーのようなこのアリ。なんでも花の咲く時期が限られている砂漠を生き抜くため限られた蜜をお腹に集めパンパンに溜めておいて、仲間に口うつしで分け与えているそう。見た目とは違い仲間思いの頼りになる存在というわけだ。なお人間が食してもおいしいらしい。
いかがだっただろうか。コンクリートに囲まれた生活をしているとこんな生物にうっかりでくわす機会などそうそうあるものではないが、海外旅行に行った際などは珍しいからとついつい手を出したりしないよう、注意しておきたいものだ。
(文=ODACHIN)
参考:「4all Travelers」ほか
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