この世のモノとは思えない! 奇抜な姿をした15の生物

●ラブカ(Frilled Shark)

この世のモノとは思えない! 奇抜な姿をした15の生物の画像8ラブカ 画像は「Wikipedia」より

 ホオジロザメが海の脅威と思っているのならそれは間違いで、水深500~1000mの深海(日本では駿河湾によく出没)に暮らすこのラブカの存在も知っておいたほうがいいだろう。ヒダ状のエラがフリルであるような見た目からついた英名だが、フリルのようにかわいらしさはない。

●オオカミウオ(Wolf Fish)
 その名の通りオオカミのように特徴的で恐ろしい歯をもち、東北以北の冷たい海を移動して暮らしている。貝や甲殻類などはいとも簡単にかみ砕くことができるほどの強靭な顎をもつオオカミウオだが食用魚でもある。

●トログロラプター・マーチントニ(Trogloraptor Spider)

この世のモノとは思えない! 奇抜な姿をした15の生物の画像9トログロラプター・マーチントニ 画像は「Wikimedia Commons」より

 2010年、米オレゴン州のとある洞窟で発見された新種のクモ。足の先に爪がある他のどの種とも似つかない特徴があり、また報告によると一般的にクモが捕食しているとされるコオロギなどを与えても拒否し続けるというこのクモ。一体洞窟でなにを食べていたのかはいまだに謎である。

●ホシバナモグラ(Star Nosed Mole)

この世のモノとは思えない! 奇抜な姿をした15の生物の画像10ホシバナモグラ 画像は「Wikipedia」より

 まるで違う惑星からやってきたのかと思うほど奇妙すぎる外見のモグラ。カナダ東部とアメリカ北東部の湿地、および水辺にすみ、優れた触覚器官として星状に広がる鼻先の突起をもつ。目は他のモグラよりも大きいが退化している。

●ハニーポットアンツ:ミツツボアリ(Honey pot ant)

この世のモノとは思えない! 奇抜な姿をした15の生物の画像11ハニーポットアンツ 画像は「Wikipedia」より

 オーストラリアの砂漠地帯に生息しているというキャンディーのようなこのアリ。なんでも花の咲く時期が限られている砂漠を生き抜くため限られた蜜をお腹に集めパンパンに溜めておいて、仲間に口うつしで分け与えているそう。見た目とは違い仲間思いの頼りになる存在というわけだ。なお人間が食してもおいしいらしい。

 いかがだっただろうか。コンクリートに囲まれた生活をしているとこんな生物にうっかりでくわす機会などそうそうあるものではないが、海外旅行に行った際などは珍しいからとついつい手を出したりしないよう、注意しておきたいものだ。
(文=ODACHIN)

参考:「4all Travelers」ほか

関連キーワード:, , , ,

※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。

人気連載

現実と夢が交差するレストラン…叔父が最期に託したメッセージと不思議な夢

現実と夢が交差するレストラン…叔父が最期に託したメッセージと不思議な夢

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.11.14 23:00心霊
彼女は“それ”を叱ってしまった… 黒髪が招く悲劇『呪われた卒業式の予行演習』

彼女は“それ”を叱ってしまった… 黒髪が招く悲劇『呪われた卒業式の予行演習』

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.30 23:00心霊
深夜の国道に立つ異様な『白い花嫁』タクシー運転手が語る“最恐”怪談

深夜の国道に立つ異様な『白い花嫁』タクシー運転手が語る“最恐”怪談

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.16 20:00心霊
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.02 20:00心霊

この世のモノとは思えない! 奇抜な姿をした15の生物のページです。などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで