【怪しい実験室】悪用厳禁!!　スマホを充電と同時に破壊する装置を100均で作成

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●改造

　まず、USBのソケット基板とトランスが設置されている基板を分離しよう。トランス側の基板は機能させないので不要だ。次にUSBソケットが乗っている基板上の部品を取り外す。

USBソケット発見!!

　100Vをスマートフォンに直結する回路を作るのが目的のため、必要のない部品は予め取り除いたほうが安全である。最終的にUSBソケットが実装されただけの基板とコンセントの金具のみとなる。

取り外しちゃいます

　USBには5Vの電圧が供給される。その部位に電圧がかかるようコンセントを直結すれば改造は完了。5Vを平滑する電解コンデンサーが使われているので、わかりにくい場合は電解コンデンサーの位置にAC100Vが流れるようにすればよい。ただし、コンデンサーは取り外しておかないと爆発してしまうので注意。

見た目ではまったくわからない！

●使い方

　ターゲットの机の上や部屋に転がしておけばいいだろう。複雑な回路は使わずコンセントにUSBソケットがAC100Vに直結されるだけなので、コンセントに差し込んでも特に変化は見られない。だが、USBケーブルをつなぎ、スマホやカメラを充電しようとすると“ファイアー”してしまう。

　今回、作ったものはAC100Vがダイレクトにスマートフォンに供給され、しかもむき出しの状態となる凶悪なシロモノだ。感電の危険もあるので悪用は厳禁である。

　スマホやカメラの初期不良時に完全に破壊して修理を依頼すると新しい物になる。中途半端にな故障で修理に出したくない際にも活用できるかもしれない。

（※本記事を参考にして生じたトラブルや問題について、編集部は一切の責任を負いません）

（文＝POKA）

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