【ヴァンガ予言続報】人類サイボーグ化、宇宙人との混血、海底移住… ババ・ヴァンガによる2016年以降の予言

■5079年に“世界の終り”がやってくる

 驚いたことにこの先もまだまだヴァンガの予言は続くのだ。かいつまんで紹介すると、2111年には人間は“生きたロボット”つまりサイボーグやトランスヒューマンになるという。そして2164年には、動物から人間を作れるようになり、2183年には既に植民地化していた火星のコロニーが核武装して地球から独立。一方、地球では人々は海底に居住区を作って暮らすようになり、地上の資源は一切必要なくなるということだ。

 さらに予言は38世紀から39世紀についても言及している。なんと3797年にはもはや地球に人類はいなくなるという。この年までに人類は太陽系の他の惑星や銀河系の惑星へと“引越し”を完了するのだ。そして3803年には、人類の一部が“少数宇宙部族”が住む惑星を発見して接触を試み、共存することに成功するという。この結果混血が進み、人類は初めてホモサピエンスから変異を遂げることになるのだ(その前に一部サイボーグ化はしているが)。

 予言者としての責務(!?)のためか、ヴァンガは3871年に新たな予言者が出現することを告げている。そしてその3年後の3874年にはこの予言者は多くの支持を集めて新しい教会を発足させるということだ。

 そしてさらに気の遠くなるほど先の未来である5076年、遂に人類は宇宙の果てを発見して旅立ちの準備をはじめ、5078年にその最後のフロンティアに到達。……しかし、一体何が起こるというのか、その翌年の5079年に“世界の終わり”がやってくるという。そしてもちろん、これがヴァンガの最後の予言だ。後半になるほどに、気の遠くなるようなはるか未来の話になってはくるが、2076年までの予言は若い諸兄には実際に直面することになる近未来だ。ひとまず気になるのは今年以降のヨーロッパ、あるいはEUの動向ということで、今後もヴァンガの予言を時折思い返してみたい。
(文=仲田しんじ)


参考:「DocumentaryTube」、ほか

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