マージナルを慕う国中のパンクスが毎日のようにタリンバビを訪問する。この日はスマトラ島から10人ほどの若いパンクスのグループが訪れていた。2015年1月／PHOTO BY AYUMI NAKANISHI
■MARJINALの活動を記録したドキュメンタリー映画
こうした活動や音楽、彼等の人間性などがよくわかる『マージナル＝ジャカルタ・パンク』というドキュメンタリー映画がある。
この映画の監督である中西あゆみ（公式HP）さんは、MARJINALとジャカルタパンクスに魅了され、ジャカルタに移住し、彼等のドキュメンタリー映画を現在も撮影し続けている。
この映画の特徴は、公開される度に新しい映像が加えられていく現在進行形の本当のドキュメンタリー映画だ。
ドキュメンタリー映画『マージナル＝ジャカルタ・パンク』のタイトル写真
その内容は観た者の心を根底から揺さぶるすさまじさを持っている。
人間の持つ素晴らしさがあれば、世の中は変えることができると心から思える作品で、普通の映画とは違い、繋がり合った仲間の協力により上映され、MARJINALやMAJIKの来日時には、同時に彼等の演奏も聞けるという独自の上映スタイルの素晴らしい映画である。
渋谷のUPLINKや広島の横川シネマなど映画館で上映されることもあるが、基本的には全国各地のライブハウスなどで上映されている。
愛知県豊田市で行われる野外イベント「橋の下世界音楽祭」や、山形県蔵王の「蔵王龍岩祭」、長野県佐久穂町「オフグリッド祭り」などのイベントでの上映のほかにも、神奈川県葉山一色海岸にある海の家「BLUE MOON」、島根県出雲の「PUB NO.1」、鹿児島県「Bar MOJO」、新宿「Cafe Lavanderia」、新宿「IRREGULAR RHYTHM ASYLUM」、沖縄「SOUTH ISLAND PUNKS PICNIC @BAR SIX」などの、ライブハウスや映画館では無い場所でも上映されている。
■「マージナル＝ジャカルタ・パンク 2014年春版」トレイラー
■アップリンク「マージナル＝ジャカルタ・パンク ２０１４年春版 Jakarta, Where PUNK Lives – MARJINAL」
