【大島てる運営者インタビュー】誰かが隠蔽している事故物件情報
大島てる・事故物件集サイト運営者インタビュー「誰かが隠蔽している事故情報こそ掲載する」
【TOCANA協力・大島てる氏出演イベント「“死文化”トークライブ」が4月12日ロフトプラスワンで開催決定! 詳細は2ページ目最後】

【『大島てる』という事故物件情報集積システム】
今や好奇心に煽られたネット民だけにとどまらず、実用サイトとしても絶大な人気を誇る事故物件サイト『大島てる』。本サイトでも数度にわたりその管理人、大島てる氏の発言を掲載してきた)
そこで遂にご本人登場というインタビューをセッティング、筆者としてはほぼ一年ぶりの再会という取材となった。
■『大島てる』が扱っているのは『面』でも『線』でもなく、『点』の情報

――最近も精力的にイベントを行われているそうですね。
大島「明日は名古屋に行きます(2月12日収録)。これまでに北海道から九州までのあちこちでのイベントに出させていただいています。沖縄にも行きます」
――本当に全国をロック・スターのように駆け回っていますね(笑)。
大島「私の場合はサイトをスクリーンに映すしかないから、インターネット環境がないと話にならな い。インターネット芸ですね(笑)」
――なるほど。では、ウェブ・ビジネスがメインの大島てるさんは、イベント開催にどんな意味を見出していますか?
大島「ギャランティが高くないお仕事でもお受けしているのは、イベントで行った街の現地調査をするからです。自腹で前泊することもありますし、日帰りできるのにしないのは調査して回ったりするからなんです。明日行く名古屋はCBCさんの番組収録以来行っていないものですから、たとえば昨年あった、女子大生が宗教の勧誘のおばあさんを殺した事件(名古屋大学女子学生殺人事件)の現場を訪ねたりしたいですね」
――現地取材のいい機会だということですね。
大島「そうです。そして、イベントは布教活動のようなものと捉えています。お客さんの中から『大島てる』の活動を手伝ってくれる人が現われてくれればいいなとも思っています。皆さんとの直接の交流は、お金がかかってでもしたいです」
――じゃあ、イベントの前後で前泊したりして、時間をとることが多いんですね。
大島「そうしたいんですけど、実は私の方の時間があまりなくて…。来週もイベントで那覇に行くんですが、連れていくスタッフが前泊後泊して、私はその間に行くだけです」
――本当に北海道から沖縄まで、全国ツアーですね。
大島「大都市では、仙台などは行ってないですけどね。さすがに震災があったので、こういう内容のイベントはやりにくいと思うんです…」
――なるほど。ですが、戦争の舞台になったということを考えると、沖縄は全土が事故物件だらけということになりませんか?
大島「確かにそうですが、『大島てる』の主旨は『隠蔽されている事故情報をこそ掲載する』ということですから、戦争などとはあまり関係ないと思います。そのような『面』的な情報、他にも例えば犯罪マップやハザードマップなどは、警察なり自治体なりが公表していますが、『大島てる』が扱っているのは『面』でも『線』でもなく、『点』の情報なのです。要するに、『隣同士の物件でも全く違う』ということです。雑誌の取材などでは『事故物件はどこのエリアに多いですか?』と聞かれることが多いのですが、私の関心は本来そこにはありません」
――「大島てる」の役割ではないんですね。
大島「沖縄での地上戦を知らない人はいませんし、誰かが隠蔽しているわけでも、風化するわけでもありませんからね。それに対して、たとえば田園調布三丁目の町内に、1か所無理心中事件の現場となった豪邸があるのですが、その事実については、もしかしたら隠されてしまうかもしれないし、忘れ去られてしまうかもしれない。そもそも知らない人だっているかもしれない。安ければ事故物件でもかまわないという人がいますが、お金持ちにはそんな考えもないでしょうし、単に『知らずに掴まされたくない』という思いがあるだけでしょう。『大島てる』はそういう場合に役立つのです。ピンポイントの情報にこそ意味があると考えています」
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