ヘリコプター、潜水艦… 古代エジプトには近代兵器があった!? 異星から「進化した人種」が来訪していた可能性も
古代エジプト遺跡の最高傑作のひとつとも称されている、約3300年前の第19王朝第2代ファラオであるセティ1世の葬祭殿――。当時を知る一線級の資料として扱われているが、中には「オーパーツ」と呼ばれる、“その時代にそぐわない物”だと騒がれているものが存在する。
■“ヘリコプター・ヒエログリフ”とは
壁や天井一面に描かれた壮大なヒエログリフ(神聖文字)の昆虫や蛇などに混じって、ヘリコプターや戦車、はたまた潜水艦や近未来的な謎の航空機などに見えるものが描かれている。まさか3300年前のエジプトに近代兵器や航空技術があったというのか!?
“ヘリコプター・ヒエログリフ”として知られるようになったこの壁画は、たちまち世界の不思議ネタ好きの間で話題となり、実は「タイムマシンがあったのではないか?」、さらには「エイリアンが地上に降りたった証拠ではないか?」と、さまざまな説が飛び交う事態となっている。
ある有名な神話に、エジプト人に未来の技術をもたらしたという “進化した人種” の存在に言及しているものがあり、それによると遥か彼方の文明の進化した星より現れし者たちが、その知識を地球人に説いて回ったのだという。この説を唱える人々の間では、宇宙人の存在がピラミッドやストーンヘンジ等、現代でも謎に包まれた巨大建造物の建築に関わっていると主張しているようである。
30年以上にわたりUFOを研究し、各国を回り講演を行っているイギリス最大の超常現象調査協会「MAPIT」の代表を務めるスティーブ・メラ氏もその1人だ。
ある会議でメラ氏は、この“ヘリコプター・ヒエログリフ”を紹介し、「ヘリコプターであると断定しているわけではありませんが、そうである可能性もあります。なぜこれが描かれたのでしょう? 当時の人々が目撃していたのではないしょうか?」と自説を展開している。
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