世紀のリーク「パナマ文書」ヤバすぎる黒幕が特定される! 流出元スポンサーである超有名財団5つとは?

世紀のリーク「パナマ文書」ヤバすぎる黒幕が特定される! 流出元スポンサーである超有名財団5つとは?の画像1画像は「The Panama Papers」より引用

 この一報を耳にした時、トカナ編集部はみな一様に開いた口が塞がらなかった。やはり背後には、彼らがいたのだ。世界の政治・経済は、すべて彼らのコントロール下にある――この事実に改めて戦慄を覚えざるを得ない。今回は「パナマ文書」流出の裏にある驚くべき“真実”をお伝えしよう。


■「パナマ文書」の衝撃

 現在、各国の大富豪や指導者層、著名人たちが、パナマや英領バージン諸島、ケイマン諸島などの租税回避地(タックスヘイブン)に隠し資産を所有していることを暴露した「パナマ文書」が公開され、世界中を衝撃が駆け巡っている。データ容量2.6TB、ファイル数1150万件に及ぶ膨大な証拠データには、ウクライナ大統領、サウジアラビア国王、ロシアのプーチン大統領の友人、中国の習近平国家主席の義兄、映画俳優ジャッキー・チェン、サッカー選手リオネル・メッシなどの要人らが名を連ね、彼らがタックスヘイブンを利用して金融取引を行っている事実が記載されていた。その中の1人であるアイスランドのグンロイグソン首相は、すでに今月5日に辞任を表明しており、今後同様の事態が世界の政財界へと波及していくのではないかとの憶測が強まっている。

 この「パナマ文書」の実体は、パナマの法律事務所「モサック・フォンセカ」が40年にわたり記録していた金融取引などのデータだ。「南ドイツ新聞」が独自ルートで入手したとされるものを、非営利報道機関「国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)」が分析のうえ、発表に踏み切った。

 その衝撃度とデータ量から“史上最大のリーク”とも呼ばれる「パナマ文書」だが、「モサック・フォンセカ」の関係者が「リーク(漏洩)ではなくハック(盗難)である」と訴えるなど、情報が流出した経緯についても今後は一悶着ありそうだ。

 しかし、世界の陰謀論者たちをもっとも驚かせているのは、「パナマ文書」を分析し、特設サイトまで制作のうえ大々的に公表した組織が「国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)」だったという事実なのだ。

■「パナマ文書」を公開した報道機関の実態

 米国ワシントンを本拠とする非営利報道機関「ICIJ」だが、その実態は日本ではほとんど知られていない。1997年に、米国の報道番組の元プロデューサーによって設立された。設立の目的は、「グローバル化が進んだ現代において発生した越境犯罪や汚職を暴き、権力に説明責任を果たさせること」。現在、彼らの国際情報ネットワークにはジャーナリストや記者(日本の大手新聞社記者も含む)、編集者、分析家、弁護士、コンピュータ技術者など、総勢数百名が加わっているとされる。

 そして「ICIJ」を資金面で援助し、実質的な運営者となっているのが、同じく米国の非営利報道機関である「センター・フォー・パブリック・インテグリティ(CPI)」。では、利益を追求せず、企業や組合からの寄付も受け入れないという「CPI」に資金を提供し、運営面で支えているのは誰なのか? そのメンバーが、そう、“彼ら”だったのだ!


■「CPI」の背後にいる恐ろしすぎるスポンサーたち

「CPI」の財政を支えているのは、個人や慈善財団からの寄付だ。総額1000万ドル(約11億円)に上る予算を提供している組織のうち、代表的なものを以下に示そう。熱心なトカナ読者であれば、もうおわかりだろう。そこには、陰謀論で語られるところの「世界を陰で操る組織」が名を連ねている。

世紀のリーク「パナマ文書」ヤバすぎる黒幕が特定される! 流出元スポンサーである超有名財団5つとは?の画像2画像は「Disclose.tv」より引用


・ ロックフェラー財団
・ フォード財団
・ カーネギー財団
・ W.K. ケロッグ財団
・ オープン・ソサイエティ財団

●ロックフェラー財団
 石油業で財を成し、米国の政財界に一族を次々と送り込んだ名門一族ロックフェラー家によって運営されている。「国連の実質的オーナー」と囁かれるほど、その影響力は凄まじく、秘密結社フリーメイソンの極秘最高組織であるイルミナティの最重要構成員と考えられている。イルミナティは、一部のエリートを残して人類の総奴隷化を図る「新世界秩序(ニュー・ワールド・オーダー)」という計画の実行を企てているとされ、最近では南米で猛威をふるうジカウイルスとの関係も囁かれているのだ。

●フォード財団
 その名の通り米国の自動車会社フォード・モーターを創設し、大富豪となったヘンリー・フォードの莫大な遺産を恒久的に運営する財団である。このヘンリー・フォードは反ユダヤ主義者であり、ヒトラー率いるナチス・ドイツに陶酔していた。そしてヒトラー側もヘンリー・フォードを大いに尊敬しており、「大十字ドイツ鷲勲章」を付与している。財団の行動原理に「優等な白人種(アーリア人)が無知な有色人種を支配すべき」という思想が根付いていたとしても何ら不思議ではないだろう。

●カーネギー財団
 米国の「鉄鋼王」ことアンドリュー・カーネギーの膨大な資産をもとに設立され、主に教育や研究、文化面で多大な貢献を果たしてきた。しかし、今日のアメリカの圧倒的な軍事力を生み出し、大きく育てたのは、“死の商人”との異名をとった鉄鋼産業界にほかならない。そしてカーネギーのビジネスモデルは、労働者を低賃金で働かせて大量生産と莫大な利益を生み出すことだった。この男も、やはりフリーメイソンだったと考えられており、結社内での影響力は前述のロックフェラーと肩を並べるほどだったとされる。

●W.K. ケロッグ財団
 朝食でお馴染みのコーンフレークを生み出したケロッグ社の創設者、ウィル・キース・ケロッグの資産を管理・運営する財団である。共同創設者だった彼の兄、ジョン・ハーヴェイ・ケロッグ医学博士は“人々の健康”に対して狂信的ともいえる提言を多数残しており、その過程で誕生した“自慰行為禁止のための食品”こそがコーンフレークだった。またケロッグ博士は、現代では考えられないような“人体実験まがい”のさまざまな研究を行っていたことでも知られている。そのような兄弟をルーツに持つ財団の、「本当の設立目的」とは一体何なのだろうか?

●オープン・ソサイエティ財団
 米国人投資家で大富豪のジョージ・ソロス(85)が、世界の市民社会を教育や公衆衛生面からサポートすることを目的に創設した財団である。“世界一の投資家”とも呼ばれるジョージ・ソロス。彼をそのような地位にまで押し上げたのは、当然ながら、常人離れした“世界の行く末を見抜く能力”を備えていたからにほかならない。しかしその実態として、彼が世界の政治・経済を自らの思い通りに動かすことを極秘裏に試みていたとしたら……? なお、ジョージ・ソロスは現在、中国経済が衰退期に入った局面で第三次世界大戦が勃発することを断言している。

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