100%ひっかかる超話題の錯視画像「この図はいくつの色で描かれている?」

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PsychedelicPattern_3.jpg画像は「The Daily Mail」より引用

 驚くべきことに、画像の緑と青の部分は、まったく同じ緑色なのだ。どちらも同様のエメラルドグリーンのような鮮やかな色合いである。つまり、この図はエメラルドグリーン・ピンク・オレンジの3色で描かれているのだ。

 ただ、この結果にイマイチ納得がいかない読者も多いはずだ。拡大画像をいくら睨みつけたところで、オレンジと縞模様になっているエメラルドグリーンは明るい黄緑色に、ピンクと縞模様になっているエメラルドグリーンは水色にしか見えない人もいるだろう。しかし現実に、この黄緑色と水色は同じ色であり、あなたが単に「錯視」を起こしているだけなのだ。

PsychedelicPattern_4.jpg画像は「The Daily Mail」より引用

 この摩訶不思議な現象は、「ムンカー錯視」と呼ばれるもの。図形をデザインしたのは、立命館大学で知覚心理学を専門とする北岡明佳教授だ。

「『ムンカー錯視』は、周りの色から同じ色あいの色に誘導される『色の同化』と、反対の色あいに誘導される『色の対比』によって、『違って見える』と考えられています」(北岡教授)

 とどのつまり私たちの脳は、物体の色を認識する際、その隣に何色があるかに基づいて、色を判断しているということのようだ。脳がこれほど騙されやすく、危なっかしいものだとは驚きである。もっと錯視を体験してみたい人は、ぜひ北岡教授のホームページを覗いてみてほしい。教授の自信作が大量に公開されているので、しばらくは楽しめるはずである。

 広告などの媒体でも今後ますます利用されていくであろう錯視。気づかぬうちに何者かに踊らされてしまう事態も考えられる。メカニズムの本格的な解明が待ち遠しいばかりである。
(マサコ)


参考:「立命館大学」、「北岡明佳の錯視のページ」、ほか

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