YouTubeで話題の「人面ふうせん」! 美しくなるために炭酸ガスを目元に注射するカルボキシセラピーとは?
オルタナティブ・ニュースサイトの「Oddity Central」(6月9日付)によれば、二酸化炭素のガスを注射する美容術が流行しているという。
■炭酸ガスを注入する「カルボキシセラピー」
若さや美しさを保つためなら「ナンデモあり」という女性は少なくない。そんな肉食系美魔女の間で、最近注目を集めている美容法が「カルボキシセラピー(Carboxytherapy)」だ。一言でいえば、肌再生施術で炭酸ガスを皮下の脂肪組織に注入するというもの。
炭酸ガスは血行を良くすることで知られているが、フランスでは、この血管拡張作用を虚血性血管障害や循環器系疾患の治療に利用してきた。ヨーロッパでは1930年代から比較的ポピュラーな療法として認知されてきたが、2000年頃に技術がアメリカへ渡り、美容クリニックで導入された途端、その魔法のような仕上がりから人気に火がついたようだ。
カルボキシセラピーには産後のストレッチマークや傷跡、たるんだ皮膚、セルライト、目の下のくまなどを目立たなくさせる効果がある。また、体験者によれば施術は全く痛くないか、多少こそばゆい程度だという。
では、そのメカニズムだが、まず医療用炭酸ガスを充填したタンクから、極細の針で二酸化炭素ガスをゆっくりと皮下へと注入する。ガスにより赤血球が刺激され、体内酸素が循環する。細胞が必要とする酸素が血液中から放出されることでガスが体内の不純物を除去するしくみだ。
新陳代謝が活発になり毛細血管が拡張されると血流量が増加、さらに血管新生が起こり育毛や皮膚再生を促すことになる。炭酸ガスは脂肪組織を破壊するのでセルライトやストレッチマークを取り除き、血流促進はコラーゲンの生成を促す。まさにいいことづくめの夢のような手術といえそうだ。なお、目の下のくまには4回~6回、ストレッチマークや傷跡には、さらに通院が必要だという。
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2024.10.02 20:00心霊YouTubeで話題の「人面ふうせん」! 美しくなるために炭酸ガスを目元に注射するカルボキシセラピーとは?のページです。佐藤Kay、二酸化炭素、注射、炭酸ガスなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで