シリアルキラー展
東京・銀座のヴァニラ画廊で、世界の猟奇犯罪者(シリアルキラー)の絵画作品、セルフポートレイト、手紙、資料など、約200点以上のコレクションを一挙公開する『シリアルキラー展』が開催される。
このコレクションは、日本在住のHN氏が長い年月をかけて蒐集してきたものという。ジョン・ウェイン・ゲイシーをはじめ、エド・ゲイン、テッド・バンディ、ヘンリー・リー・ルーカス、さらにはチャールズ・マンソンまで、歴史が生み出した怪物というべき計62人ものシリアルキラーのコレクション(200点以上)が展示されるのは、日本でも初めてのこと。目を背けたくなるような凶行を犯した彼らの心の中はどうなっているのだろうか。希有なコレクターであるHN氏と出会い、その膨大な作品群と対峙しながら、今回の展示の企画を進めてきたヴァニラ画廊のディレクター、田口葉子氏(以下、田口)に話を聞いた。