6人を殺害したゲイリー・レイ・ボウルズ
――犯罪心理学の専門家からはどんなお話があったのでしょうか?
田口「内容的に非常にセンセーショナルなものであったので、それぞれの作品を真面目に取り扱うこと、海外の事例の作品に限定することで、犯罪心理学からみても、貴重な資料として観てもらえるのではないかと、ご助言をいただきました」
ゲインズビルの切り裂き魔と呼ばれたダニー・ローリング。内臓をえぐったりもしていた
――絵画作品ばかりでなく、手紙、数々の資料も展示されるとのことです。具体的にどのようなものがあるのでしょうか?
13歳の時祖父からレイプされ… 7人の男を殺害した連続女性殺人鬼アイリーンの手紙
田口「そのような関連資料の数々も、今回の見所だと思います。本人が書いた手紙、書き込みのある書物、実際に使用していたネクタイや身に着けていたもの、その他には手形や家のドアノブなどもあります。手紙の内容は、個人間のやりとりが多いですが、今回のコレクションの所有者であるHN氏個人宛に書かれたという貴重な手紙も展示いたします」