カザフスタン上空で巨大な「神の目」が激写される! イルミナティが仕掛けた“陰謀雲”か?

 カザフスタンの首都アスタナの空に奇妙なモノが現れたと話題になっている。なんと、アマチュア写真家が撮影した写真に「神の目」がハッキリと写り込んでいるというのだ。

 まずは問題の写真をご覧頂こう。

カザフスタン上空で巨大な「神の目」が激写される! イルミナティが仕掛けた陰謀雲か?の画像1画像は「Daily Mail」より引用

 巨大な神の目(?)が地上を見下ろしている様子がハッキリと写っているではないか。しかし、意外なことにネット上では神の光臨に喜ぶ人は少なく、多くは恐怖を感じている様子。

「水蒸気と光の加減で偶然できただけだと思うけど、すごく恐い」
「昔の人は、こういうのを何かの前兆として考えていたよね」

 それというのも、この目が監視社会を想起させるからのようだ。

 写真に寄せられたコメントの中には、オランダのテレビ番組「ビッグ・ブラザー」に登場する“全てを監視する目”を引き合いに出すものも見られる。この番組は、完全に外部から隔離された男女の生活を24時間監視するというもの。もちろん「ビッグ・ブラザー」の由来は監視社会を描いたジョージ・オーウェルの小説『1984』だ。

 さらに、トカナでもお馴染みの秘密結社「フリーメイソン」との関連を指摘するコメントも。比べてみると、たしかにフリーメイソンの代名詞ともいうべき「プロビデンスの目」にそっくりだ。

 だが、それ以上に指摘されているのが、フリーメイソンのさらに上位組織である「イルミナティ」との関連だ。

 「プロビデンスの目」は一般に“全てを見通す神の全能の目”だとされ、 “全てを監視する”という意味も込められている。そして、「イルミナティ」が画策する“新世界秩序”(New World Order)は、全展望監視システム「パノプティコン」のように、監視者は全ての人々を見ることができるが、人々は監視者を見ることができない非対称的な管理社会の実現だとされている。

 興味深いことに、撮影者の「1shustry」は、撮影当時この目の存在に気づいていなかったという。たしかに、通行人も空を見上げていない。あたかも彼らには何も見えていないかのようだ……。

 ともかく、空中の巨眼から監視を連想してしまうほど、世界中の人々は監視社会にリアリティを感じてしまっているということだろう。カザフスタン在住らしきユーザーも「そういえば、アスタナにあるショッピングモール『カーンシャティリー』には大量の監視カメラが仕掛けられているよ」とコメントを残しているほどだ。

 このような社会はあまり健全とは思えないが、読者はどう考えるだろうか?
(編集部)


参考:「Daily Mail」、「Pikabu」ほか

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