バンクシーの正体は、あのミュージシャン!
バンクシーの正体、ついに判明! 正体はあの超有名ミュージシャンだった?

スプレーやマーカーペンなどを用いて壁に描かれる落書き、「グラフィティ」。1970年代にニューヨークで始まったとされるこの行為は、当然ながら違法であり、今や世界各国で社会問題となっている。しかし、犯罪行為であると同時に、高い完成度を誇るグラフィティの一部が芸術として持て囃される潮流もあることはご存じのとおりである。そんなグラフィティ“アーティスト”のなかで世界一有名な存在といえば、バンクシーだろう。
■世界がヤキモキ、バンクシーの謎
決して素性を明かさず、これまでロンドンを拠点に世界各地のストリートで作品を描き続けてきたバンクシー。平和・反権力・反資本主義などメッセージ性の強い作品が共感を呼び、1990年代後半から世界中にその名を轟かせることになる。やがて、自身の活動に迫ったドキュメンタリー映画「Exit Through the Gift Shop」を発表するも、その正体はどこまでも謎のまま。メディアのインタビューも、もっぱら電話やメールに限るなどの徹底ぶりだ。そのため、世界中でバンクシーとは何者か探ろうとする動きが起きていた。
バンクシーの正体については、これまでさまざまな憶測が飛び交ってきた経緯がある。フランス出身のブレック・ル・ラット(グラフィティアーティスト)や、バンクシーと同じくブリストル出身のロバート・カニンガム(アーティスト)らが有力視されていた。特にカニンガムについては、2008年にロンドン大学クイーン・メアリー校の研究者が、地理的プロファイリングの手法を用いた分析によって「カニンガムがもっとも疑わしい」という研究結果まで発表している。しかし、本人による否定や周囲の人々の証言などから、疑惑はいつまでも疑惑のままだった。
■バンクシーと“あのミュージシャン”の活動に奇妙なリンク
そして今、とうとう独自調査によってバンクシーを特定したとするジャーナリストが出現、各国に衝撃が走っている。英紙「The Daily Mail」が今月1日に報じたところによると、実はバンクシーの正体とはイギリスの人気音楽ユニット「マッシヴ・アタック」の中心人物、ロバート・デル・ナジャ(通称:3D)その人だったというのだ。
衝撃の発表を行ったジャーナリストとは、31歳のクレイグ・ウィリアム氏。バンクシーの正体が3Dであることを確信するに至った理由は、いくつも存在するという。
まずウィリアム氏は、過去12年においてマッシヴ・アタックのライブが行われた世界の都市と、そのスケジュールを徹底調査。さらにバンクシーのグラフィティが出現した世界の都市と、発見日時も調べ上げた。すると、2つのデータに奇妙な相関が見られることに気づいたという。なんと、マッシヴ・アッタクがツアーを組んだ複数の都市で、ライブの日時と前後してバンクシーのグラフィティが出現していたのだ。
たとえば2010年5月1日、米サンフランシスコでバンクシーのグラフィティ6作品が発見されているが、マッシヴ・アタックは現地で4月25、27日にライブを行っている。その1週間後、マッシヴ・アタックはカナダのトロントでも公演したが、まるで後を追うようにしてバンクシーのグラフィティも出現しているのだ。そして同様の現象は、米ボストン、ニューヨーク、豪メルボルンなどでも見られた。

また2008年、バンクシーはハリケーン・カトリーナの被害者を追悼するため、米ニューオーリンズに14のグラフィティを残しているが、3Dも同被害をテーマにしたドキュメンタリーのサウンドトラックに参加していた。さらに、バンクシーは過去、マッシヴ・アタック作品のアートワークを担当したこともある。
それらに加えて、ウィリアム氏が3Dの発言を洗いざらい調べたところ、この男が1980年代の一時期グラフィティアーティストとして活動していたこと、しかも「バンクシーは友人である」と公言していることまで判明。要するに、バンクシーと3Dの活動には、その場所と時間、コンセプトにおいて驚くほどの一致が見られるというわけだ。
■今週末、バンクシーの新作出現か!?
「バンクシーの正体はマッシヴ・アタックの3D、もしくは彼をリーダーとする集団だと思われます。彼は、さまざまな分野の才能に秀でたアーティストですから」
「(3Dをリーダーとする複数だった場合)ストリートチームのような集団が、マッシヴ・アタックのツアーに同行している可能性もあるでしょう」
このように語るウィリアム氏は、バンクシーの正体が3D、もしくは彼が率いるアーティスト集団であると確信している模様。一方3D自身は、次のようにバンクシーと自分は別人であると主張しているようだ。
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