天皇家は日本列島に渡来したウバイド人の末裔!? 日本の裏歴史とワンワールドの真実を落合莞爾が語る!

天皇家は日本列島に渡来したウバイド人の末裔!? 日本の裏歴史とワンワールドの真実を落合莞爾が語る!の画像4落合莞爾氏

■ワンワールドの淵源はウバイド文化で、その本質は「情報文明」

――落合様がおっしゃるワンワールド(国際秘密勢力)とはこれまで陰謀系の本で触れられてきた「闇の勢力」等とはどう違うのでしょうか? ワンワールドの概要を差し支えのない範囲でご説明いただけますか。

落合 「闇の勢力」などと言われても、「陰謀系の本」などに興味はなく読んだこともないので、想像が尽きません。私見は「僻みによる悪声」ではなく「霊的世界の案内」でもなく、真の歴史を明らかにしようとしているのです。

 ワンワールドの淵源は、人類最初の文明とされるメソポタミア文明の初期段階をなしたウバイド文化で、その本質は波動性を有する「情報文明」です。

 ここで注目すべきは、ウバイド人にも先祖がいて、先史時代からすでに砂金の採集を始めていたことで、要するに、メソポタミア文明が人類最初の文明ではなかったのです。メソポタミアで干拓を行いながら黄金を採取したウバイド人は、効率よく黄金を採集できる新天地を求めるため、メソポタミアを出て東西に拡散します。ウバイド文化の本質である情報文明は、ウバイド人の移動に伴い、各地の大河の河口デルタで土着文化と接触しながら、これを共振・共鳴させて地域文明を創り出します。

 ワンワールドとはすなわち、ウバイド情報文明によって生まれた各地の地域文明をつなぐ情報ネットワークのことです。日本列島に渡来したウバイド人の末裔すなわち天皇がワンワールド・ネットワークの一中核になったのはごく自然の流れなのです。


――天皇家は日本列島に渡来したウバイド人の末裔なのですか?

落合 もちろんです。ウバイド人とは私が仮に呼んだだけで、本質はヴュルム氷期(最終氷期)以前に成立した社会で先史文明を完成していた旧人類で、族種・文明に地域性はなくワンワールドですから、「何々人」というような区別はありません。したがって渡来人などという表現も、本来はおかしいのです。


――「ワンワールドとはすなわち、ウバイド情報文明によって生まれた各地の地域文明をつなぐ情報ネットワーク」とのことですが、その点をもう少し解説してください。

 砂金採取を主目的として各大河の河口デルタを干拓して回ったウバイド人(仮称)が、その跡に遺してきた農地が地域文明の揺籃となったわけです。思考の根本をアナロジーすなわち相似象におき、情報伝達手段を音響波動として文書や有形建造物を遺さなかったウバイド人は、そのために文明でなく文化と見做されていますが、各地の地域文明をつなぐ通信手段を確保して形成したネットワークをずっと護持してきたのです。


■今上天皇が8月8日の「お言葉」で一言だけ「家族が」と言われた意味を読み解く

――今回の天皇のお言葉をどのように解釈すればいいか。そして、天皇制は(日本という国は)どう変わっていくべきでしょうか。私たち日本人がすべきことはありますか?

落合 直接ご質問への答えになるかわかりませんが、一つには7月21日に橿原神宮を御参拝された皇太子ご一家が京都御苑内の京都学習院址を訪れられて、愛子内親王に京都学習院が明治維新に果たした意義を教えられたことを私は重視します。

 京都御所の建春門外にあった京都学習院は大規模な施設ではありません。実は、これをアリバイにして実質的な(ウラの)学習院を粟田口の青蓮院の境内に創っていたのです。青蓮院境内は当時五万坪もあり、幕吏も入れなかったので、維新を推進する勢力にとっては格好のアジトだったのです。

 正規の学習院に集められて「学習院出仕」とされたのが長州藩の高杉晋作・久坂玄瑞・桂小五郎、土佐藩の土方楠左衛門・田中光顕、福岡藩の平野國臣、細川藩の宮部鼎蔵、越前藩の三岡八郎などいわゆる下級武士ですが、実は「京都学習院の同志」は下級公家や藩主にまで及んでいたのです。その実態がわからなかったのはもちろん、実質的なウラ学習院が粟田口の青蓮院の境内にあっからです。

 このような京都学習院の実情とその意義を論じたものは、明治維新以来、『明治維新の極秘計画』やその後の拙著の外には一冊もありません。

 吉田松陰は門人の入江九一に対し獄中から、学習院を中心に京都に四民共学の天朝の学校を設立する構想と、ここに「尊攘堂」を建立して尊王攘夷派の顕彰を行うようにとの遺志を託している意味を明快に解明した史家はどこにもいません。

 京都学習院の意義を明らかにすれば、吉田松陰の松下村塾の意義が半減し、坂本龍馬に至っては単なる走り使いであった真相がばれてしまいますが、明治維新後の史家がこれに触れないのはもちろん不勉強だからですが、幕末陰謀論者はむろん歴史学者も知らない京都学習院の事蹟を皇太子殿下は知っておられるのです。歴史研究が自由になったはずの戦後になっても、史家が誰一人として京都学習院を研究しなかったのは、潜在意識では、戦後史観に敵対する史実に近寄るのを恐れたからだと思います。

 もう一つは、8月8日の今上陛下のお言葉です。陛下が11分の間に七度も「務め」と言われ、また一言だけ「家族は」と言われたことを、私は次のように拝察しました。

 天皇には政体用の日本国憲法が定める「国事」の他に、憲法に定めない公開しない重要な國體上の「務め」があり、これを「家族」が行っていることを、言外にお示しになったのだ、と。

 先ほど述べた通り、わが国に政体と國體が両立併存してきたことを唱えたのは、太古以来、『明治維新の極秘計画』やその後の拙著だけですから、今回のお言葉は、切に私の心に沁みます。(以上、メールでのやりとりをもとにインタビューの形に構成しました)

 落合莞爾氏の話は教科書で習う「正史」、あるいはマスメディアで報道されてきた「事実」とはあまりにも異なっていて、にわかにそのまま信じるのは難しいが、興味を持った読者は「落合秘史シリーズ」に直接当たってみてほしい。
(聞き手・構成 高橋聖貴)

落合莞爾(おちあい・かんじ)
1941 年、和歌山市生まれ。東京大学法学部卒業後、住友軽金属を経て経済企画庁調査局へ出向、住宅経済と社会資本の分析に従事し、1968~69年の『経済白書』の作成に携わる。その後、中途入社第1号として野村証券に入社、商法および証券取引法に精通し、日本初のM&Aを実現する。1978年に落合莞爾事務所を設立後は経営・投資コンサルタント、証券・金融評論家として活躍。日本および世界の金融経済の裏のウラを熟知する人物として斯界では著名な存在である。著書に『先物経済がわかれば本当の経済が見える』(かんき出版)、『天才画家「佐伯祐三」真贋事件の事実』(時事通信社)、『金融ワンワールド』、「落合秘史シリーズ」として『明治維新の極秘計画』『南北朝こそ日本の機密』『国際ウラ天皇と数理系シャーマン』『奇兵隊天皇と長州卒族の明治維新』『京都ウラ天皇と薩長維新政府の暗闘』『欧州王家となった南朝皇統』『ワンワールドと明治日本』(いずれも成甲書房)などがある。
・公式ホームページ http://www.kishu-bunka.org/

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