科学者・大学教授・元CIA長官も本気でUFOと宇宙人に言及! 米国の「闇予算」とUFO隠蔽事情も

■米国の「闇予算」と情報操作

 米国には決して公開されることのない「闇予算」(black budget)があり、裏の宇宙開発や、最高機密を握っているとされる「Special Access Program」に遣われているという噂があとをたたない。とくに「Special Access Program」は米国有力者との関係が深く、今年6月には米民主党大統領候補ヒラリー・クリントンのEメールに「Special Access Program」が保有する機密情報が含まれていたことが大きな話題になった。

 公にはUFOに関わる用途不明金は存在しないが、その存在を臭わせる発言は米上院議員や、米大手航空会社「ロッキード・マーティン」社の元CEOベン・リッチ氏の口からも聞かれているそうだ。さらに、米国がUFO技術を独自に研究した成果は我々の日常にも溢れていると、米「アメリカン・コンピューター・カンパニー」社の元社長ジャック・シュルマン氏が語っている。

 氏によると「トランジスタだって、宇宙船の残骸から生まれた」可能性があるという。それも1947年ロズウェルに落ちた宇宙船が大きく関与しているかもしれないというのだ。トランジスタの発明は1948年であるから、その可能性も否定できない。

 また、元NASA研究員でアポロ計画にも携わっていたファールーク・エルバーズ博士は、NASAの「全ての発見が公開されているわけではない」と、米国が情報を隠蔽していることを認めたといわれている。

 しかし、このように複数の科学者やNASAの研究員までもが地球外生命体やUFOの存在を示唆しているにも関わらず、何故いまだに懐疑論が優勢なのだろうか?

 CIA初代長官で全米空中現象調査委員会(NICAP)のメンバーでもあったロスコー・ヒレンケッター氏は1960年に上院に宛ての手紙の中で、その理由を次のように書き綴っている。

「実際のところ空軍上層部は真剣にUFOを懸念しているが、公的機関による情報操作によって、一般市民はUFOなんてナンセンスだと信じるよう仕向けられている」

 CIAの前身機関であるCIGから長官を務めていた氏は、政府がUFOの存在を隠蔽している確実な証拠を掴んでいたようで、政府がUFO情報を公開することを切望していたという。

 さて、今回ご紹介した言葉を読者はどう受け止めただろうか? ヒレンケッター氏をはじめ諸賢の果敢の訴えを伝えるため、トカナでは今後も続々とUFO情報をお伝えしていく。
(編集部)


参考:「EWAO」、ほか

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