JOMON TRIBE © TAKU OSHIMA & RYOICHI KEROPPY MAEDA
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たとえば、1969年に考古学者の高山純は『縄文人の入墨』を著し、縄文時代の土偶にみられる文様はタトゥーではないかと指摘して話題となった。また縄文時代とタトゥーが関連づけられるもともとの根拠となったのは、『魏志倭人伝』に日本人が文身(タトゥー)をしていた記述があることによる。それでも確かな物証となるミイラなどが発見されていないことから縄文タトゥーは学術的には結論が出ないものとされてきたのであった。