ハリポタの夢の技術「透明マント」実用化へ! 専門家「そろそろ透明人間になった時のことを考えて」
■なぜハリー・ポッターのマントには魔法が必要なのか?
科学者たちは光を操作することで透明マントの根底につなげていくかということに長年取り組んでいる。
これについて、物理の専門家A氏に話を聞いた。
「我々が物体を見ることができるのは、物体に反射した光が目に入射することで像として認識できるからです。そのため人の目に入射する光をレンズやメタマテリアルといった負の屈折率を持つ特殊な物質を物体と目の間に設置すると、物体から反射した光は屈折して人の目に入射しません。結果として、その物体そこに実在しているのにもかかわらずあたかも消えてしまったように見えるのです」
だが、透明レンズを開発した光学物理学者のヨゼフ・チョイを初めとした科学者たちの何人かは、「数学や光学を応用した不可視の遮蔽技術は間違ったアプローチである」と意見を述べている。そして、デジタル技術を投入することで現実の生活における不可視化技術の発展をより加速化していくことができるでしょうと考えている。
そして、そのチョイ氏は現在デジタル遮蔽技術を生み出したところだという。
この遮蔽技術は基本的に空間をピクセル単位で計測することで、光をある一定方向に収束させ放出させる。そのことで遮蔽されているものが何であれ人間の目には不可視にしてしまう。
チョイ氏はこの技術を海外メディアでこう語っている。
「このデジタル遮蔽は10年かそこらで広まっていくと思います」
「この技術は、稼働させるためにパワーを必要としない『受動的』遮蔽というよりかはむしろパワーを必要とする『能動的』遮蔽技術になっていくでしょう」
「この技術により遮蔽の内側にいる人物が外側から見られずして外を見ることを可能にします」
「思うにこの技術こそがハリーポッターの透明マントに必要だった魔法なのではないでしょうか?」
さて、透明マントは一体どのようなかたちで実現するのだろうか? その日はすぐそこまで来ている。実際に誰にも見られない透明人間になれるとしたらあなたは何をしたいのか、もうそろそろ問いかけても良い頃合いかもしれない。
(文=フェリさん)
※参考記事「CNN.com」
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