鳥取の震度6は南海トラフ地震の前兆か? 「平成の4連続巨大地震」の可能性と伊勢神宮の予言!

■神々も巨大地震の連鎖を示唆!?

 さらに、オルタナティブな視点から今回の鳥取地震を考えても、さらなる危機が目前に迫っていると指摘しておかなければならない。日本の成り立ちを語る上で欠かせない天照大御神を祀る伊勢神宮と巨大地震との間にも奇妙な関連があるのだ。

 伊勢神宮では、持統天皇の治世より「式年遷宮」が1300年にわたり行われてきた。簡単に言えば、これは原則として20年ごとに、内宮(天照大御神)と外宮(豊受大神)の大御神が引越し(遷御)をする作業だが、東への遷御を「米座(こめくら)」、西への遷御を「金座(かねくら)」という。そして、「米座」で神々が東にいる時期は“精神の時代”(平和・安定)、「金座」で西にいる時期は“経済の時代”(激動・波乱)になると考えられている。


■南海地震は「金座」の時期にしか起きない

 この「式年遷宮」と日本で起きる巨大地震の間に、驚くべき関連性を見出すことができる。なんと、南海を震源とする巨大地震は、すべて「金座」の時期に起きているのだ。戦後間もない時期に発生した前述の「昭和南海地震」、江戸時代後期の1854年に発生した「安政南海地震」、そして記録に残る日本最大級の地震、1707年に発生した「宝永地震」と富士山の「宝永大噴火」……これらはすべて、「金座」の時期に日本を襲った大災害である。そして今、神々は2013年の式年遷宮によって西に移動している――つまり2033年まで、この国は「金座」の時期に当たるのだ。

 式年遷宮と「南海トラフ地震」の関係について、偶然だとして一笑に付す読者がいるかもしれない。しかし日本人の営みは、先祖代々長きにわたって神道と結びついてきたものだ。古来より日本を司る神々を軽視することは、自国に対する理解と敬意を欠いた行為ではないか。

 さて、今回紹介した以外にも、現在の日本には400年前の「慶長大地震」が再来しており、阿蘇山噴火を皮切りとして大災害がどんどん東へと移動していくという指摘もなされている。また、“お化け探知機”と称するおもちゃ「ばけたんストラップ」が地震予知装置として機能するとの声もあるが、鳥取を巨大地震が襲う直前、実際にトカナ編集部のばけたんも赤く光っていた(「危機が迫っている」ことを示す)という現実がある。


 いずれにしても、鳥取の被害がこれ以上広がらないことを願うとともに、数々の事象が暗示する“嫌な予感”が的中しないことを祈りたい。もちろん、地震頻発国で生きる以上、いつか必ず来る破滅的巨大地震に対する備えだけは、決して怠らないようにしたいものだ。
(編集部)


参考:「NHK NEWS WEB」、「ハピズム」、ほか

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