【ニビルまとめ】20年以内にビルサイズの岩が降り注ぐ「惑星バスター」到来で人類滅亡! スミソニアン研究者やミチオ・カクも言及!
■ミチオ・カクが語る戦慄の未来
先の「カイパーベルト天体」に存在する惑星のほかにもう1つ、ニビルかもしれないと噂されている小惑星「アポフィス」(直径310m~340m、質量7200万t)がある。2036年に地球に衝突する可能性が以前から指摘されており、一部では「この惑星こそニビルではないか?」とも噂されている。
ミチオ・カク博士は米紙「The Wall Street Journal」(2010年1月5日付)で、「アポフィス」がもたらすだろう地球の破滅を詳細に語っている。
「アポフィスは『国バスター(country buster)』です。炎の嵐、衝撃波、燃え上がるデブリの雨を降らし、フランスやアメリカ北東部ほどの範囲を完全に破壊するでしょう。衝撃のエネルギーはざっと広島型原爆の10万倍です。もし、大西洋に落ちたとしたら、巨大な津波を引き起こし、アメリカやアジアの沿岸部が完全に飲み込まれます。アポフィス規模の惑星衝突は、1000年に1度起こると計算されています。最悪のシナリオは、『惑星バスター(planet buster)』クラスの衝突です。6500万年前にメキシコに落下し、恐竜を絶滅させたとされる天体もこれに含まれます」
これだけでも恐ろしいが、ニビル研究サイト「nibirutoday.com」(4月14日付)では、米スミソニアン博物館のカーク・ジョンソン氏がさらに詳細な被害状況を解説している。
「(もし小惑星が地球に衝突したら)信じられない規模の爆発、地震、津波に襲われるでしょう。さらに、数百km範囲にビルサイズの岩が落ちてきます」
「津波は275メートルの高さに達し、地震が地球全体を襲います。爆風は数千km範囲内の森林を軒並みなぎ倒すでしょう」
「最悪の出来事はここからです。衝突のインパクトで地球表面が熱せられ蒸発します。燃えあがった岩石がガラスの雨となって降り注ぎます。熱せられた大気は地表の植物が燃え上がってしまうほどでしょう。さながら、地球が巨大オーブンになるようなものです。高熱で動物が死に、水は酸性雨で汚染され、厚い雲が太陽光を遮断するため、植物は光合成ができなくなります」
NASAは、太陽系に存在する「惑星殺し(planet killer)」クラスの巨大天体を97%把握しているそうだが、地球との衝突軌道に入った場合、現在の技術では衝突を防ぐことは不可能だと言われている。NASA長官チャールズ・ボーデン氏は、「(衝突が確定した時は)祈るしかない」と語っているそうだ(「nibirutoday.com」)。
NASAによると、アポフィスの衝突確率は100万分の1ほどで「ほぼゼロに等しい」そうだが、ミッチェル氏が言うように真実が隠蔽されている可能性も考えられる。ただ、衝突が現実のものとなっても、祈るだけでなく最後まで希望は持ち続けるべきだとカク博士は言う。
「恐竜は天体の衝突を理解することさえ出来ませんでしたが、我々は違います。今のうちに備えておけば、生存確率をあげることができるかもしれません」
事の真相はその時にならないと分からないが、科学者から陰謀論者まで警告しているニビルの存在を無視することはできない。トカナでは今後も有力なニビル情報が届き次第、読者にお伝えしていく。
(編集部)
参考:「The Wall Street Journal」、「nibirutoday.com」、ほか
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