哲学界を二分する「ニューカムのパラドックス」が難問すぎる! 量子力学の謎を解くヒントがここに!?

■一般に行ったアンケート結果は?

哲学界を二分する「ニューカムのパラドックス」が難問すぎる! 量子力学の謎を解くヒントがここに!?の画像2Guardian」の記事より

 この問題に関しては、50年間もさまざまな論争があり、どちらも十分納得に値する論理や対抗理論を重ねてきており、ここでその結果を導き出すなどということができるわけでもないが、今回のこのガーディアン紙が一般に行ったアンケート結果は以下の通りであった。

 アンケートに返信をした回答数は31,854件にのぼり、その結果として箱Bのみを選ぶとの回答は53.5%、箱Aと箱Bの両方を選ぶとの回答は46.5%であった。回答の割合に10%の開きさえ出ない、ほぼ五分五分の結果である。さすがに50年間も論争されてきた問題というべきなのだろうか。

 最大の利益を求め、最悪でもかろうじて利益を確保しようとするならば、両方の箱を選ぶことになり、超知的生命体の予測能力を信じれば、箱Bだけを選ぶことになるということなのだろうか。

 確かに、現実的にこんな選択を迫られることはないであろうが、思考実験としては非常に興味深いものである。普通の頭脳では計り知れないのだか、このニューカムのパラドックスには、量子力学の謎を解くヒントが隠されていると言うリサーチャーもいる。はたして、みなさんはどちらを選ぶのだろうか。また、その理由を論理構成してみてはどうだろう。
(文=高夏五道)


参考:「Guardian」、「Guardian」、ほか

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