科学・宗教・宇宙人をつなげる「古代宇宙飛行士説」の真意とは!? 米・大物テレビプロデューサーがトカナに熱弁（インタビュー）

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左：バーンズ氏　撮影：編集部

■わからないという謙虚さと、知りたいという好奇心

――日本についての番組を制作する予定はありますか？ 「浦島太郎」や「かぐや姫」といった昔話を知っていますか？

バーンズ氏　　ええ、もちろんです。あれは本当にすごい話です。あのストーリーは一体どこからやって来たのだろう、と考えますよね。ファンタジーというだけで片付く話ではないと思います。押しつけることはしませんが、私は興味を持ってより深く知りたいと思っています。

――ちなみに、番組制作にあたり批判やクレームはあるのでしょうか？

満員の会議場　撮影：編集部

バーンズ氏　　番組を制作し始めたころは、さまざまな宗教の信者や学者から非難されるかもしれないと思っていましたが、杞憂に終わりました。クレームもいままで一度もありません。先程述べた通り、私たちは信仰も科学も否定していません。すべてを受け入れようとしているのです。

――その謙虚さにも学ぶべき点は多いと思います。日本のファン、そしてUFO＆宇宙人を愛するトカナ読者に対してメッセージをお願いします。

バーンズ氏　　私の番組を愛してくださる人々に対して大きな責任を感じています。「古代宇宙飛行士説」に触れ、考え方が大きく変わったといわれることもありますが、それは健全なことだと思うのです。全てを知っているつもりになっていると何も変わりません。問い続けることで成長が達成されるのですから。

――ありがとうございました！

　いかがだろう。「古代宇宙飛行士説」の雄・ジョルジョさんと、彼の調査活動に理解を示し、番組として世に問いかける大物プロデューサー。2人の共通点にお気づきだろうか。そう、彼らはともに好奇心の塊であると同時に、知識に対する謙虚な姿勢を徹底的に保ち続けているのだ。

　これは簡単なように見えて、実は難しい心意気だ。知識が増えるほどに傲慢になり、謙虚さから遠ざかる人は多い。しかし実際は、知識が増えるほどにわからないことが増え、ますます謎を追いかけたくなる――宇宙における知的生命体としての人類にとって、あるべき姿を体現しているように思えてならない。その思いを2人と共有するとともに、人類の思考をさらに前進させることを目指し、これからもトカナは誠意をもって読者に問いかけ続けよう。
（編集部）

■ツォカロス氏出演、バーンズ氏プロデュースの「古代の宇宙人」放送情報

「古代の宇宙人」
古代から現代まで続く宇宙人に関する目撃情報などを取り上げ、宇宙人の存在を徹底検証する人気番組

公式サイト　https://www.historychannel.co.jp/mystery_x/

・ シーズン9　毎週火曜22：00～23：00にて新エピソードをレギュラー放送中

・ 12月31日（土）12：00～1月1日（日）8：00
シーズン7＆8（「ミイラの秘密」「宇宙人と南北戦争」など19話）年末年始一挙放送

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