今月15日、オバマが「世界大統領」に就任する可能性! バチカン公認の予言小説『この世の君主』が断言!

 昨年に続き、各方面で激動が予想される2017年だが、あと数日で「世界大統領」が登場するかもしれない!? 1907年にカトリック司祭が著した“予言書”によれば、もうすぐ世界大統領がこの世に登場し、あっという間に強大な権力を握って世界に君臨するという。それはいったい誰なのか? 文献の研究によれば、この世界大統領とは他ならぬ現アメリカ大統領、バラク・オバマその人だという。


■オバマ政権の最後の仕事とは?

 地元シカゴで先頃、アメリカ大統領として最後となる演説を行い、感動的なフィナーレを飾ったと思われていたオバマ大統領だが、実はまだ最後の仕事が残されていた。オバマ政権の国務長官であるジョン・ケリーが、今月15日にパリで開催される中東平和会議「Middle East peace conference」に参加することが決まっている。70カ国の代表が集い、主にイスラエル=パレスチナ問題を話し合うこの会議で、オバマ大統領の見解をケリー国務長官が代弁することになるのだ。ではいったい、オバマ政権の集大成となるこの最後の仕事は、どんなものになるのか。

今月15日、オバマが「世界大統領」に就任する可能性! バチカン公認の予言小説『この世の君主』が断言!の画像1最後の“オバマ演説” 画像は「ABC News」より

 オバマ大統領の中東問題へのアプローチは、これまでの政権とは明らかに異なるものになっている。昨年12月23日、イスラエルによるパレスチナ領への入植活動を非難する国連安全保障理事会の決議で、アメリカはイスラエルを擁護することはせず、投票を棄権。その結果、14カ国が賛成してイスラエルの入植地建設を中止する採択が可決されたのだ。ちなみに、アメリカの現国連大使は、2013年2月までオバマ政権の上級顧問であったサマンサ・パワーである。

 これに続き、今度はケリーが国際社会でオバマ政権の意見を広く問うことになる。しかも面白いのは、この会議に当事者であるイスラエルとパレスチナが参加しないことだ。このことでアメリカの意見、つまりオバマ政権による見解の存在感がさらに増すものと見られている。それどころか一部の陰謀論者の間では、トランプ政権発足(今月20日)の5日前となるこの会議の日、オバマはアメリカ大統領から“世界大統領”へと一躍“スピード出世”するのではないかともいわれている。これはいったいどういうことなのか。

■予言的な近未来小説『The Lord of the World』

 1907年に出版されたイギリス人のロバート・ヒュー・ベンソン神父(Monsignor Robert Hugh Benson)が手がけた予言的な近未来小説『The Lord of the World(この世の君主)』が、現在再び脚光を浴びている。そのれもそのはず、今日の世界情勢が、まさにこの小説の通りに動いていると噂されているのだ。

『The Lord of the World』については、第265代ローマ教皇のベネディクト16世が「小説版の予言書である」と形容しており、現在のフランシスコ教皇も人々に本書の一読を勧めている。いわばバチカンが半ば公認している“予言書”なのだ。

 同作の主人公は、作者のベンソン神父が自身を投影したといわれているパーシー・フランクリン神父なのだが、重要な登場人物の1人にアメリカ人のジュリアン・フェルセンバークという“反キリスト者”がいる。この人物とオバマ大統領に一致する要素が多く、つまりジュリアン・フェルセンバークはオバマ大統領を予言したものではないかということだ。

 ジュリアン・フェルセンバークとオバマ大統領の共通点は、アメリカ人であることをはじめ、上院議員であったこと(オバマ大統領は前イリノイ州上院議員)、カリスマ的な名演説家であること、そしてどちらもパリで開催された国際的な会議で重要な役割を担ったことなどが挙げられている。2015年にパリで開催された地球温暖化対策を話し合う国連の会議「COP21」では、オバマ大統領の尽力が実を結び「パリ協定」の採択に到ったといわれている。

 このような共通点は確認したとして、では将来のオバマを占うこのジュリアン・フェルセンバークとは、作品の中でどんなストーリーを担う人物なのか。

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