CIAを批判したドイツの超有名ジャーナリストが謎の急死! ウド・ウルフコテが暴露した米国が牛耳る「バナナ共和国」の実態とは?
■世界は「バナナ共和国」だらけ?
ウルフコテ氏は、現在のドイツについて「バナナ共和国」(国の経済を第一次産品の輸出に頼り、外国資本によってコントロールされる政情不安定な小国のこと)のようなものだと例えている。
「ドイツでは、風刺を用いて反米記事を書いたジャーナリストが提訴された例もあります。批判するのに、風刺を利用することさえできないのは、ドイツがバナナ共和国である証拠ですよ」
確かに、ドイツを含めた西欧諸国、そして我が国の多くのメディアは、(程度の差こそあれ)総じて親米・親ユダヤ的であるといえるだろう。「イスラム国」による人質虐殺やロシアのクリミア内戦は大きく報道されても、シリアにおけるアメリカ軍の誤爆や、モサドによるパレスチナ人虐殺に関しての報道は極端に少ない。
■真実はどこにあるのか?
思い出してほしい。かつてアメリカ政府は、イラク攻撃を正当化するためにメディアと結託して、未だ発見されていない「大量破壊兵器」の存在を強調してきた。そして9・11に関しては、今やアメリカ政府による“自作自演”説を半分以上の国民が信じている状況だが、貿易センタービル爆破直後は、ほとんどのメディアが政府側に与し「テロとの闘い」を扇動していた。
ウルフコテ氏は、果たして本当に暗殺されたのだろうか? 生前の彼が必至で主張してきた、メディアと権力の“黒いつながり”を考えると、そのような可能性は捨て切れないだろう。権力に屈することなく、命を懸けて真実を伝えてきた勇気あるジャーナリストが1人失われたことは、世界にとって大きな損失といえるだろう。
深月ユリア
ポーランドの魔女とアイヌのシャーマンの血をひき、魔女占い師・魔女優・オカルトライター・ホラー映画プロデューサーとして国内外で活動。深月事務所代表、TR総合探偵事務所で心霊捜査担当。最新刊『あなたも霊視ができる本』(文芸社)大好評発売中!
参考:「Oriental Review」、「Global Research – Centre for Research on Globalization」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊CIAを批判したドイツの超有名ジャーナリストが謎の急死! ウド・ウルフコテが暴露した米国が牛耳る「バナナ共和国」の実態とは?のページです。陰謀、CIA、マスコミ、暗殺、ジャーナリスト、ウド・ウルフコテ、心臓発作などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで