UFO・宇宙人が描かれた歴史的絵画7点! “未知との遭遇” は昔から世界中であった?
■三位一体
17世紀初頭、イタリアの芸術家であるヴェントゥーラ・サリンベーニによって描かれたこの作品は、父なる神と共に、神の王国を見渡しているキリストを題材としている。さりながら両者の間にある丸みのある物体は、作品が描かれてからおよそ350年後の1957年に打ち上げられたソ連の人工衛星・スプートニクに酷似している。
陰謀論を支持するYouTubeチャンネル「Strange Mysteries」は、2014年に投稿した動画で、絵画と人工衛星の奇妙な類似点を解説している。
「これらの記号の一致はあまりにも不自然に感じられます。球体が世界を表すならば、なぜ画家は星々や天体を描き込まなかったのでしょうか」(「Strange Mysteries」より)
■聖ヴォルフガングと悪魔
この作品は15世紀の後半に、オーストリアの著名なルネサンス画家であるミヒャエル・パッハーが、聖ヴォルフガングが悪魔をあざむき、教会を建造したという伝説を描いたものだ。聖ヴォルフガングはさらに時代をさかのぼった10世紀、ドイツ南部に位置するレーゲンスブルクの街で司教を務めていた人物である。
一部の声によると、絵の中に登場する悪魔の姿は地球を訪れた宇宙人を象徴しているのだという。ただし、悪魔は宗教画のなかにおいて、多種多様かつ奇怪な見た目で表現されてきた歴史があるため、このような主張は説得力に欠けてしまっている。
■キリストの洗礼
「イエスはバプテスマを受けるとすぐ、水から上がられた。すると、見よ、天が開け、神の御霊が鳩のように自分の上に下ってくるのを、ごらんになった」(マタイによる福音書)
18世紀のオランダの芸術家、アールト・デ・ヘルデルによって描かれたこの作品は、美術の専門家たちによって聖書の一節に基づくものと解釈されている。ヨルダン川でヨハネの洗礼を受けたキリストへ、神が天から言葉を投げかけるという場面だ。この場面を扱う上で、ヘルデルは同時代に制作された他の作品には類のない、円盤状の光を登場させている。
UFOを追い求めるジャーナルサイト「TheAncientAliens.com」は、このような表現の違いに着目し、「ヘルデルはキリストの正体が宇宙人であった事実を伝えたかったのではないか?」という大胆な仮説を公開している。
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2024.10.02 20:00心霊UFO・宇宙人が描かれた歴史的絵画7点! “未知との遭遇” は昔から世界中であった?のページです。アート、宇宙人、エイリアン、古代、Forest、宗教画などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで