UFO・宇宙人が描かれた歴史的絵画7点! “未知との遭遇” は昔から世界中であった?
■ペルーの丘の彫刻
ナスカの地上絵に代表されるように、古代ペルー人は砂漠に彫刻を施していたことで知られている。地上絵の多くは、1世紀から6世紀までの間に、南アメリカの景観のなかに彫り込まれていったものである。
この写真は、宇宙人の姿のような形をとる、ペルーの丘にある6世紀の彫刻を撮影したものだ。ペルー人たちは地上絵を通じ、宇宙人の訪問に感謝を表したのではないかという推測も成り立つが、古代ペルーの神々へメッセージが送られた可能性も無視はできない。
■聖母と聖ジョバンニーノ
15世紀のイタリアで活躍したルネサンス画家のドメニコ・ギルランダイオは、聖母マリアに加え、幼子のキリストとヨハネ(聖ジョバンニーノ)を題材として作品を描いている。この作品は今日、イタリア中部のフィレンツェに建つヴェッキオ宮殿にて展示されている。
聖母マリアの頭の右上に目を向けると、背景に奇妙な飛行物体のようなものが確認できる。一部のUFOハンターらは、それが宇宙船ではないかと考えているものの、そもそも絵の中に飛行物体の正体を説明できる脈絡が存在しないため、その他の陰謀めいた観点からも興味が尽きることはない。
ただし美術の専門家らは、雲を神の光で照らして描くのは当時としては珍しいことではなく、この作品については聖書の象徴主義が誤解されているにすぎないとの見解を述べている。
さて、ここまで紹介した7点の作品をめぐっては、いずれもオカルト肯定派と否定派、UFOの専門家と美術の専門家のあいだで終わりのない平行線の議論が続くだろう。絵筆を通じた表現は、文字とは違い、作者が意図することまでは明確に伝えてくれないため、作品から真相をのぞくことはできないからだ。結局のところ、大切なのは鑑賞する側の感性で、疑惑の存在をUFOとして見るならば、それはもう紛れもないUFOなのである。
(文=Forest)
参考:「Daily Mail」、ほか
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・第一章「ロズウェル事件」回収された宇宙人の新証拠写真
・第二章「フーファイター事件」UFOと戦った軍人
・第三章「ナチスのUFO開発」秘密軍事兵器とUFO
・第四章「エイリアン・アブダクション」宇宙人に誘拐された民間人
・第五章「トランカス事件」宇宙人と民間人の接触
・第六章「介良事件」日本の奇妙なUFO事件
・題七章「ヒラリー発言」UFOについて言及した政治家たち
・題八章「スノーデン発言」UFOは宇宙人ではなく地底人の乗り物?
・題九章「スペースX社ロケット爆発事件」そして明らかになるロズウェル事件の真実
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2024.10.02 20:00心霊UFO・宇宙人が描かれた歴史的絵画7点! “未知との遭遇” は昔から世界中であった?のページです。アート、宇宙人、エイリアン、古代、Forest、宗教画などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで