UFO・宇宙人が描かれた歴史的絵画7点! “未知との遭遇” は昔から世界中であった?

 ビデオカメラや写真機が普及するはるか以前、空を飛び交ったUFOの姿は、いったいどのようにして記録されたのだろうか? 信じられないものを目にしたとき、その感動や驚きをありのままに伝えるには、文字で伝えるよりも、絵筆をとるほうが賢明だろう。

 そうした想像に合致するかはわからないが、中世の絵画やタペストリー、果ては洞窟の壁画に至るまで、UFOや宇宙人と思しき不思議な記号や形が残されている。以下より紹介するのは、海外メディアが注目した、地球外生命の存在を匂わせる“疑惑”の芸術作品7点である。


■聖エミディウスを伴う受胎告知

UFO・宇宙人が描かれた歴史的絵画7点! 未知との遭遇 は昔から世界中であった?の画像1画像は「Wikipedia」より

 この作品は、イタリアの芸術家、カルロ・クリヴェッリによって15世紀に描かれた“受胎告知”を題材としたものだ。未婚の処女であった聖母マリアは、天使ガブリエルによる妊娠のお告げを受け入れ、のちにイエス・キリストを出産することとなる。

 作品の左上には、雲の周囲に群れる小さな天使たちが確認できるが、見方によっては、光線を放つUFOとみる解釈も可能だ。


■『梅の塵』の挿絵“うつろ舟”

UFO・宇宙人が描かれた歴史的絵画7点! 未知との遭遇 は昔から世界中であった?の画像2画像は「Wikipedia」より

 うつろ(空ろ)舟とは、江戸時代に北関東の沖合いを漂流していた正体不明の小舟に与えられた呼び名で、『南総里見八犬伝』で有名な曲亭馬琴が19世紀の前半に著した『兎園小説』をはじめ、『漂流紀集』『梅の塵』など複数の書物の中で紹介されている。この挿絵には常陸国(ひたちのくに)の船乗りが目撃した、UFOを思わせるうつろ舟が描かれている。

 舟は鉄やガラスで作られており、小柄な人間ならば充分に乗り込める大きさがあった。また、舟の内部には、船乗りたちには読み取ることができない奇妙な文字が記されていたと伝わっている。

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