「十の災い」が再来? 数百万のバッタが大群で襲来し、空を覆い尽くす異常事態の全貌と科学的理由=ロシア

無数のバッタの大群がロシアの空と大地を覆い尽くした。聖書に記されている8番目の“十の災い”なのか――。
■バッタの大群はこの世の終末の前兆か!?
古代エジプトで奴隷状態にあったイスラエル人を救出するため、神がエジプトに対して課した“十の災い”はナイル川の水を血に変えることからはじまり、国土にカエルやブヨ、アブなどの大群が次々と容赦なく放たれた。
そして8番目の災いではバッタの大群が空を覆い尽くし、この世の終末的な恐怖の光景が広がるのだ。
8月5日、数百万匹のバッタの大群がロシア南部を襲い、道路を占拠し、空を埋め尽くした。バッタの大群の怒涛の“侵略”は、貴重な農地に甚大な被害をもたらした。
衝撃的な映像には道路を進む車両をバッタの大群が取り囲む様子が映っている。
この動画はその後、ネット上で9万回以上再生され、たちまち話題となった。この昆虫はアジアバッタで、世界で最も破壊的な農業害虫の一つとされている。
「まるで“十の災い”のようだ」と、あるXユーザーは書き込んだ。
「まるで聖書の世界みたいだ、マジで…」と別の人が付け加えた。
3人目のユーザーは単に「聖書的だ」と警告した。
報道によると、昆虫の大群は周辺の農地を次々と襲撃しており、当局は群れの封じ込めに苦慮している。事態は悪化の一途を辿っているとのことだ。
こうしたバッタの大群は、科学者が「群生相(gregarious phase)」と呼ぶ段階に達したことに起因する可能性がある。
群生相とは、過密状態や環境の変化によって、バッタなどの一部の種が姿や性質を大きく変える現象で、数が少ないときの「孤独相」とは異なり、体色が黒や黄色などの目立つ色に変わり、群れをなして長距離を移動し、農作物を食い荒らす蝗害(こうがい)を引き起こす。
群生相によって巨大な単一の群れが長距離を素早く移動できる状態になり、孵化、交尾、産卵が同期することで、次々と新たな縄張りを征服していくことが可能になるのだ。
国連食糧農業機関(FAO)によると、群れをなすバッタは葉、花、果実、種子、茎、樹皮などを食い荒らし、農作物や牧草地にも大きな被害をもたらす。
バッタの大群は通常、人間や動物を襲うことはないが、 その無数のバッタは車のドライバーや人口密集地域を危険にさらす可能性がある。
ロシアのダゲスタン共和国農業食糧省は、害虫駆除の取り組みが継続中であることを確認し、同共和国の畑で発見された複数の大規模な群れへの対処がすでに開始されているとアナウンスしている。
「移動性バッタの大群は、化学薬品による処理が法律で厳しく禁止されている自然保護区や保護区から移動するため、状況はさらに複雑になっている」(同省)
多大な被害を伴う恐ろし過ぎる現象だが、あるXユーザーからは救いの言葉かもしれないツイートが書き込まれている。
「食べられますよ! タンパク質が豊富です」
一生分の佃煮が作れそうだが、衝撃的な現場を目撃した者にとっては食べるどころか見たくもないかもしれない。
参考:「Daily Star」、「Daily Express U.S.」ほか
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2024.10.02 20:00心霊「十の災い」が再来? 数百万のバッタが大群で襲来し、空を覆い尽くす異常事態の全貌と科学的理由=ロシアのページです。聖書、バッタ、終末、イナゴ、大群などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで

