障害者46人殺傷の植松聖被告に異変! 被害者への謝罪の言葉を口にするも、専門家は「新たな段階に入った」と指摘

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障害者46人殺傷の植松聖被告に異変! 被害者への謝罪の言葉を口にするも、専門家は「新たな段階に入った」と指摘の画像1画像は「ANNnewsCH」より引用

 相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で昨年7月、入所者46人を殺傷した元職員の植松聖被告が“新バージョン”に突入した。戦後最悪の大量殺人事件。殺人罪などに問われる同被告は極刑が確実視されているが、焦点は「障害者は不幸をつくることしかできない」「障害者を殺すことは不幸を最大まで抑えること」と考える同被告の判断能力の有無だった。

 当局は異例とも言える5カ月間の精神鑑定を行い、その結果「責任能力アリ」と診断。一方で同被告が周囲からの称賛を求めたり、自らを特別な存在だと思い込む「自己愛性パーソナリティー障害」など複合的な人格障害があったと結論付けた。「犯行後、警察に移送される車の中で彼は笑顔を見せたり、カメラに向かって会釈していた。あれは好奇のリアクションではなく、偉業を成し遂げた自分をマスコミが英雄視していると勘違いしたもの。頭の中の世界と現実の区別がついていない感じだった」とは臨床心理士の男性。

 事件後もしばらくは障害者を蔑視する供述を繰り返していた植松被告だが、このところある変化が…。先月末の朝日新聞によると、同紙記者が勾留中の神奈川県警津久井署で植松被告と面会し「いま何か考えていることはありますか?」と聞いたところ、同被告が「私の身勝手な考えと行動で障害者の方を殺傷し、多くの方を怒りと悲しみで傷つけてしまい、本当に申し訳ございませんでした」と謝罪の言葉を口にしたというのだ。

 さらに「会ったり、話したりしたい人がいるか?」と尋ねると「今は遺族の方に謝罪することしかできないと思っています。そうしないと自分に何かを言う資格はないと思います」と回答。ようやく罪の重さを認識したようにも思えるが、前出の臨床心理士の男性は次のように指摘する。

「パーソナリティー障害が新たな段階に入った可能性がある。これまで散々、障害者蔑視してきた人物が、180度変わって、お手本のような謝罪の言葉を口にしていることに違和感を禁じ得ない。マスコミを通じて“罪を悔い改め、真摯に対応する自分”というものを発信しようとしているのかもしれない」

 植松被告の心の奥は常人にはわからないが、犯行当時の思想には自らの経験によるものも含まれていたと予想される。今さらそれを理解する必要はないのかもしれないが、さらなる精神鑑定の結果と1日も早い法の裁きを願いたいものだ。

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