NASAが発表!土星の衛星「エンケラドゥス」に生命存在の可能性大!! エイリアンの姿を完全再現!(監修:世界的天文学者)
■世界的天文学者X氏が語る「エンケラドゥス星人」の可能性
ここまででエンケラドゥスに生命が存在する可能性が極めて高いことはご理解頂けたかと思うが、読者が一番気になるのは、具体的にどのような地球外生命体が存在するのか、という点だろう。ここからは、トカナ編集部のインタビューに応じて頂いた世界的天文学者X氏(以下、X氏)の見解をご紹介する。
――エンケラドゥスの生命体はどのような姿をしているのでしょうか?
X氏 エンケラドゥスは太陽系内で最も地球外生命体が存在する可能性が高い星ですが、彼らは地球上の生命とは随分と異なる姿をしていると思います。ポイントは3つです。
・光のない世界であること
・エネルギー源が熱水噴射口だけであること
・重力が地球の約100分の1であること
●光のない世界であること
エンケラドゥスは10kmもの分厚い氷に覆われている上、太陽からも離れています。氷の下は光の届かない闇の世界です。そのような世界では、目は役に立ちません、地球上の深海生物と同じく、疑似餌や求愛の目的で自らの体を発光させている可能性はありますが、光に頼らず、嗅覚と聴覚を発達させる方が賢明といえるでしょう。おそらく、ソナーのような音を感知して通信しているのではないでしょうか。
●エネルギー源が熱水噴射口だけであること
エンケラドゥスの唯一のエネルギー源は熱水噴射口です。地球上でも太陽光が届かないところに生息する生命がいます。水素と二酸化炭素からメタンを作り出すメタン菌がそれです。エンケラドゥスでは、熱水噴射口を中心とした生命圏が広がっていると考えられます。
●重力が地球の100分の1であること
エンケラドゥスの生命の姿を推測する上で最も重要なポイントとなるのが重力です。地球の100分の1という極めて弱い重力では、浮力もほとんど無いため、氷の下の生命は空間の上下に気付くことができないでしょう。そのような場合、球状かチューブ状がもっとも適切な形態かと思います。また水圧もほとんどないので形の自由度が高くあらゆる方向に触手を伸ばしているかもしれません。イメージとしてはクラゲに近いとも言えますが、地球上のクラゲは傘のような部分と触手で分かれていますね。あれは、上下の別があるためです。エンケラドゥスではむしろ球形に近い姿をしているかもしれません。
――仮に知的生命体が存在するとしたら、どのような生活をしていると考えられますか?
X氏 原始的な微生物が知的生命体になるには数十億年という長い時間が必要になります。それも安定した状態が長く続かない限り、生命が進化を続けることは難しいです。とはいえ、SF映画『アビス』のように深海の知的生命体が生まれる可能性も否定できません。ここでは、エンケラドゥスが全ての条件を満たしていると仮定してお話します。まずは氷の下での状況、それから氷の上に進出してからの状況を考えてみたいと思います。
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2024.10.02 20:00心霊NASAが発表!土星の衛星「エンケラドゥス」に生命存在の可能性大!! エイリアンの姿を完全再現!(監修:世界的天文学者)のページです。宇宙人、NASA、木星、エイリアン、エウロパ、エンケラドゥス、土星、エンケラドゥス星人、カッシーニなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで