今も絶滅危惧種を“生贄”に捧げる諏訪大社の謎を徹底解説! 日ユ同祖論とも奇妙なリンク

 現代の日本において、まだ「生贄の儀式」が行われていることをご存じだろうか? 生贄や人柱などの考え方は、古今東西を問わず存在したが、現在は失われつつあるのが当然だと思っているはずだ。しかし、日本屈指のパワースポットとして知られる諏訪大社には、今でも生贄の行事が存続しているのだ。

 諏訪大社とは、長野県の諏訪湖周辺に二社四宮の境内を構える神社で、全国に数多ある諏訪神社の総本社である。そこに祀られているのは、風・水の守護神であり五穀豊穣を司るとともに、武勇の神としても信仰されてきた諏訪明神だ。そしてこの諏訪大社では、毎年元旦に「蛙狩神事(かわずがりしんじ)」という神事が行われるが、これこそ現代の「生贄の儀式」そのものなのである。


■賛否両論の儀式「蛙狩神事」

「蛙狩(かわずがり)神事」は次のような手順を踏む。まず、前宮のご神域を流れる御手洗(みたらし)川の底を掘り返し、冬眠したアカガエルを2匹、生きたまま捕らえる。そして拝殿正面でアカガエルを矢で射抜き、生贄として捧げ、国家平安と五穀豊穣を祈願する。

動画は「YouTube」より

 その由来については諸説あるが、諏訪大社の祭神は本来「ソソウ神」や「ミシャグジ神」といった蛇神だったという話もある。なるほど、蛇の大好物といえば蛙なので、それを生贄として捧げるのは理にかなっているかもしれない。

 しかし現在、生物を殺して神に捧げるという行為が残虐であるという主張や、生贄にされるアカガエルのうちヤマアカガエルが国際自然保護連合(IUCN)によって絶滅危惧種の「軽度懸念(LC)」に指定されているなどの理由から、毎年のように複数の動物愛護団体から抗議が殺到しているそうだ。

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