安倍晋三を洗脳する「運勢メール」よりヤバい! 伊藤博文も…オカルトに傾倒した権力者4選!

安倍晋三を洗脳する「運勢メール」よりヤバい! 伊藤博文も…オカルトに傾倒した権力者4選!の画像1画像は「自民党公式Facebook」より引用

 今月26日発売の『週刊文春』(2017年5月4日・11日 ゴールデンウィーク特大号)で、安倍晋三首相が慕う元東燃社長の“占い師”中原伸之氏の存在が明らかにされた。安倍首相は内政・外交の両面に渡り、“よく当たる”「中原さんの運勢メール」に頼りっきりだったという。トランプ米大統領への急速な接近も「中原さんが『トランプとは相性がぴったり』というメールをくれた」からで、「森友問題」でも籠池氏の証人喚問時期を中原氏の運勢判断に任していたようだ。

 以前から妻・昭恵夫人の節操の無いスピリチュアル愛や異常行動(波動、大麻など)は問題視されてきたが、安倍首相も宗教団体「慧光塾」代表の長男が社長をつとめる関連会社が販売している「神立の水」を愛飲していることで知られていた。ここまでは個人的なスピリチュアルの愛好として見過ごせる面もあるが、今回は別である。一国の首相が政治判断を占い任せにするとは由々しき事態と言わざるを得ない。

 しかし、世界に目を向ければ、ヒトラーや帝政ロシアの怪僧ラスプーチンなど政界にはオカルティストがわんさかおり、その是非は別として、権力者が霊能力者や祈祷師に頼ることは全く珍しいことではない。そこで今回は、トカナが厳選した「オカルトにハマッた権力者4選」をご紹介しよう。


■朴槿恵の“親友”

安倍晋三を洗脳する「運勢メール」よりヤバい! 伊藤博文も…オカルトに傾倒した権力者4選!の画像2チェ・スンシル「ANNニュース」より引用

 先日、収賄などの容疑で逮捕された韓国の朴槿恵元大統領。政権崩壊の発端となったのは、日本のマスメディアでも盛んに取り上げられた“親友”の崔順実(チェ・スンシル)氏との公私を混同した政治スキャンダルだった。一介の民間人が大統領の判断をあれこれ決めていたことが明らかになり、韓国国民の不信と怒りを買った。

 そんな朴大統領に最初に取り入ったのが、崔順実氏の父親で牧師の故・崔太敏(チェ・テミン)氏である。崔太敏氏は、父・朴正熙元大統領を狙った暗殺未遂事件で母を亡くした朴槿恵氏に近づき、「母親の霊言」を代弁することで、絶大な信頼を得るようになった。そして、時の大統領の娘の威光を背に、政財界へと顔を利かせ、青瓦台に自由に出入りしていたという。崔太敏氏の死後、その影響力を継承したのが娘の崔順実氏だった。


■伊藤博文が慕った易占い師

安倍晋三を洗脳する「運勢メール」よりヤバい! 伊藤博文も…オカルトに傾倒した権力者4選!の画像3「高島嘉右衛門 横浜政商の実業史」(日本経済評論社)

 日本の近代政治にも占い師の影がつきまとっている。中でも初代総理大臣・伊藤博文が、横浜の実業家で易占い師の高島嘉右衛門(たかしま かえもん)をいたく信頼していたことはよく知られており、日清戦争の開戦を進言し、日露戦争の連合艦隊長官に東郷平八郎を選出したのも高島だったと言われている。両戦争に勝利した日本は、その後、一挙に近代化の道を辿ることになる。

 さらに、高島は伊藤の暗殺も予言し、中国・ハルビン行きを見送るよう説得していたとも言われている。結局、伊藤は高島の忠告を聞かずハルビン行きを決定するのだが、その時、高島は少なくとも「山」や「艮」の文字を持つ人間との接触は避けるよう忠告していたそうだ。そして1909年、伊藤はハルビン駅構内で朝鮮の独立運動家である「安重根」に暗殺された。

■女王を洗脳した「オランダのラスプーチン」

安倍晋三を洗脳する「運勢メール」よりヤバい! 伊藤博文も…オカルトに傾倒した権力者4選!の画像4ユリアナ女王とベルンハルト王配殿下「Wikipedia」より引用

「オランダのラスプーチン」こと、フレート・ホフマンスは、オランダ女王を思想的に洗脳し、国家を揺るがす大事件を引き起こしたことで知られている。ホフマンスは1894年に生まれ、前半生を貧困のうちに過ごした。ところがある時、神の声を聞くという体験を通じ、手を置くだけで病気を治してしまう能力を得た。いわゆる「手かざし」である。

 オランダ王室に取り入るきっかけとなったのは1947年、ユリアナ女王と夫であるベルンハルト王配殿下の間に、四女のクリスティーネ王女が生まれたことにある。この王女は生まれつき目がほとんど見えなかったが、女王夫妻はなんとか娘の目を治したいという一念で八方手を尽くし、ホフマンスを見出した。

 クリスティーネ王女の目は一向によくならなかったものの、ホフマンスはユリアナ女王に平和主義や友愛、献身といった思想的な影響を与えはじめる。しかし、当時は冷戦が始まったばかりであり、オランダも西側諸国と歩調を合わせ、東側諸国に対して時には強硬な政策をとる必要があった。ところがこうした施策に対し、ユリアナ女王が批判的な言動をとるようになってしまう。これを危惧したオランダ政府は、女王に対するホフマンスの影響を調べあげ、ついにはホフマンスを王室から追放する。(詳しくは、羽仁礼(はに・れい)氏のトカナ寄稿文参照

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