的中率100%、アメリカ先住民「ホピ族の滅亡予言」が現実に? 破滅の前兆「太陽の前を通過する青い星」をNASAが激写!
■的中が相次ぐ“ホピ族”の予言
さて、古代アメリカにまつわる終末の予言は必ずしもマヤ暦に限った話ではない。
アメリカ・アリゾナ州の北部に保留地を構えるホピ族は、かつてアステカ王国と密接なつながりをもっていた「プエブロ人」の末裔とされる。
土壁の家屋が並ぶつましい集落で暮らしていた彼らを、スペイン人たちは母国語で「町」を意味するプエブロと名付けたのだった。集落には独自の信仰があり、カチナと呼ばれる精霊が、彼らにとっての神として崇められていた。
今日に伝わるホピ族の伝説によれば、カチナは祖先たちの前に現れて「欲望によって世界のバランスが崩れ、崩壊するだろう」という予言を残している。またカチナは、崩壊の予兆現象をいくつか示し、最後には空に“青い星”が出現すると言い残した。
予言の内容は、アメリカの作家フランク・ウォーターズにより1960年代に公表され、崩壊の予兆に関する9つの言い伝えのうち、ここまでに8つが的中しているため、近年では一層の脚光を浴びている。
9つある予兆の8つが消化され、予言の成立にはリーチがかかった。ところが驚くべきことに、最後の予兆である青い星がすでに人類のもとへ姿を現している可能性を、一部のネットメディアが指摘しているのだ。
■NASAの衛星が捉えた球体
昨年11月、アメリカ航空宇宙局(NASA)の太陽調査プロジェクトに組する実験衛星が、太陽の前を通過する巨大な球体を捉えていた。その詳細はトカナでも紹介している。
海外のオンラインコミュニティにおいて、球体は当初、UFOやNASAの陰謀によるホログラム映像として説明されていた。しかし、議論が深まるにつれ「この球体こそ、ホピ族の予言に登場する青い星に違いない」という意見が、有力なものとして目立つようになってきた。
今日の世界情勢は、米ソ冷戦の終結後、最大の危機を迎えている。中東に広がる戦火とテロリズム、移民によるEU諸国の混乱、アジアをめぐる米中の対立――解決の糸口が見えないこれらの難題は、人類を破滅へ導く道筋にも見える。そのような折に姿を現した青い星は、私たちに警告を発しているとみることもできるだろう。
ただしホピ族の伝説によれば、星は単なる破滅の象徴にはとどまらず、慈悲深い救世主としての性格も併せ持つ。破滅の日、星は人類を地球の中心へといざなうことで、まるでノアの箱舟のように、その命を救ってくれるのだという。
ちなみにNASAは、予言を含むコミュニティの意見に深入りすることなく、球体は「プロセッサーの不具合による画像の乱れ」であると説明しており、現時点でこの説明を覆す証拠はない。また、球体と青い星をはっきりと結びつけるための材料も、今のところは不足している。
ホピ族の予言によって人類は滅亡するのか、しないのか? 事の真偽を確かめるには、やはり従来の予言と同じく、時が経過するのを待つほかはなさそうだ。
(文=Forest)
参考:「Disclose.tv」、ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊的中率100%、アメリカ先住民「ホピ族の滅亡予言」が現実に? 破滅の前兆「太陽の前を通過する青い星」をNASAが激写!のページです。NASA、太陽、人類滅亡、ホピ族、マヤ文明、Forestなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで