人間は将来、記憶力もホルモン機能も消失する…20万年後の「人類の進化5つの予想」が残念すぎる!
■頭蓋骨の肥大化
人類は進化の過程で脳の容積を成長させてきており、今後も人類が進化していく過程において、脳のさらなる肥大化は容易に想像できる。しかし脳肥大の問題について、「これ以上、人類の脳が肥大することはあり得ない」と異を唱える科学者も一部には存在する。また生物学的にも、頭部の肥大化は出産を困難なものにするとの意見も。実際、現生人類のホモ・サピエンスは15万年をかけ、脳の容量を1,600ccから1,400ccへと微減させており、これは出産のリスクに対応した進化だと考えられている。しかし最近では帝王切開で出産される胎児の頭蓋骨が肥大化しているとの報告もあることから、人類の脳の容積は着実に成長しているのかもしれない。
■自己進化
これまで何百万年という途方もない時間を経て進化を遂げてきた人類だが、科学技術の発達により自らの進化を選択できる境地に達するだろうといわれている。科学技術を用いることで、将来的に人工臓器の移植や、生まれてくる赤ん坊を遺伝子レベルで選択できるといった可能性が広がるかもしれない。特に遺伝子の選択が行われることで、病気や障害といった正常でない分子を受精卵の段階で取り除かれた、最も望ましい条件を兼ね備えた胎児の生成が可能になる。実際に米国では遺伝子操作を施すことで望んだ身体的特徴をもつ赤ん坊“デザイナーベビー”を作るための、遺伝子解析技術の特許が認められている。
人類の進化は我々にさまざまな恩恵を与えてきた半面、戦争や環境汚染といった問題も引き起こしてきた。人類にはこの先、一体どのような未来が待ち受けているのだろう…。
(文=北原大悟)
参考:「LISTVERSE」、ほか
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