6年間謎のまま「バルト海の異物」に2つの新事実! 近づくと電子機器が壊れることも判明、科学者も絶句
近年、「未確認飛行物体(Unidentified Flying Object)」、「未確認動物(Unidentified Mysterious Animal)」に続き、「未確認潜水物体(Unidentified Submerged Object)」の存在がクローズアップされている。
■「バルト海の異物」に新展開
これまでトカナでも水中に眠るさまざまなミステリーをご紹介してきたが、世界的に最も知られたUSOといえば、「バルト海の異物」をおいて他にないだろう。
2011年、スウェーデン人トレジャーハンターの一団「Ocean X」が、表面に無機質で直線的な模様が刻まれた、直径61m、高さ8mほどの巨大な円盤状の物体を発見。正体をつきとめようと、「Ocean X」のメンバーらは、すぐに調査に乗り出したが、「自然の造形物ではない」ということ以外、現在までほとんど分からずにいた。
だがこの度、オルタナティブサイト「EWAO」が、この物体に関する新たな事実が明らかになったと報じ、世界中のUFOコミュニティに衝撃が走っている。なんと、同物体の構成物質が判明、さらには、ダイバーが異常な出来事に遭遇していたことも分かったというのだ! 早速、詳細をみていこう。
「Ocean X」らのダイバーは、異物表面から物質サンプルの採取に成功。検査の結果、酸化鉄と針鉄鉱が含まれていることが分かったそうだ。さほど目新しい物質というわけではないが、驚いたことに、イスラエル人地質学者スティーブ・ウィーナー氏によると、どちらも「自然に形成される物質ではない」ため、人工物である可能性が高いというのだ。
これだけでも驚愕の事実だが、さらにとんでもない出来事がサンプル採取中に発生していた。
■ダイバーを襲った不可解な出来事
複数のダイバーによると、サンプルを採取のため異物に接近するにつれ、携帯していた全ての電子機器に障害が発生、最終的に完全に使用できなくなってしまったというのだ。そして不思議なことに、異物から200mほど離れると、電子機器が正常な機能を取り戻したという。状況からして、この物体が何らかの妨害電波を出していたとしか思えないそうだ。
「想像もできないことを経験しました。岩や堆積物を見つけることになるかと思っていましたが、実際は全然違ったのです。こんなものは見たことがありません」(ダイバー、Peter Lindberg)
「我々は極めて特殊なものを発見したのだと、100%確信していると自信を持って言うことができます」(「Ocean X」メンバー、Dennis Asberg)
一方、何人かの専門家は今回の発見にいまも懐疑的な姿勢を見せている。彼らによれば、発見された物質は自然に形成されることもあり、異常というわけではなく、氷山の欠片の可能性もあるとのことだ。
しかし、それでも、ダイバーらが経験した電子機器の異常は説明することができない。全ては、この物体が水中から引き上げられた時に明らかになるだろう。また新しい情報が入り次第お伝えする。
参考:「New Scientist」、「New Scientist」、ほか
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