NASAがヒトDNA“宇宙散布計画”を進行中
NASAがヒトDNA“宇宙散布計画”を進行中! しかし非難殺到「宇宙の生態系を破壊する可能性」
産めよ増やせよ地に満ちよ――。旧約聖書・創世記の言葉だが、その言葉通りというべきか、今や地球上には70億人を超える人々が暮らしている。そしてNASAは我々人類が大宇宙にも満ちていくことを望んでいるようだ。
■パンスペルミア説の検証実験でヒトのDNAが宇宙へ!?

子どもの頃、物心ついてかなり経ってから自分の出生地を知って少し驚いた経験を持つ人もいるだろう。そしてそもそも、我々人間はひょっとすると“地球生まれ”ではないのかもしれない……?
生命の“地球外由来”をサポートする仮説が「パンスペルミア説」である。いくつかある説の中でも特に説得力を持っているといわれているのが、隕石などに付着した生命の種子が地球に運ばれてきたという岩石パンスペルミア説(litho-panspermia)だ。
この仮説が発表された当初は、隕石に生物が付着していたにせよ、シビアな宇宙空間の移動に加えて大気圏突入の激しい摩擦熱で死滅してしまうだろうと指摘され信ぴょう性を欠くものと見なされていた。しかし昨今ではきわめて過酷な環境でも命を保っている極限環境微生物についての理解も進み、宇宙空間の移動や大気圏突入にも耐える微生物も存在し得ると考える専門家が増えてきているようだ。
パンスペルミア仮説に従ってもし我々の起源が地球外に由来するのであれば、逆に我々の生命もまた地球外に進出できることにもなる。そしてNASAは今まさに、ヒトのDNAを宇宙に満ち溢れさせ、どこかに“定住”させる計画を練っているというから驚きだ。宇宙をヒトのDNAで満たそうというのだ。
昨年、物理学者のホーキング博士や天文学者のマーティン・リース氏らも加わった10年越しの本格的な地球外知的生命体の探査計画「ブレークスルー・イニシアチブ」が立ち上げられ注目を集めた。同プロジェクトの会議が4月20、21日に米・スタンフォード大学で開催されたのだが、そこでハワイ大学の物理学者であるジェフ・クーン氏が地球の土壌に広く存在してる枯草菌(Bacillus subtilis)が6年間は宇宙空間でも生存できることを報告したことで、パンスペルミア説の検証実験を行う機運がにわかに盛り上がってきたということだ。
カリフォルニア大学のフィリップ・ルービン教授はヒトのDNAがほかの惑星に到達できる可能性を指摘し、すでにNASAがこの計画を実行に移していることを報告している。我々が火星に殖民するよりも先に、まずは我々のDNAが宇宙に“進出”することになるのだろうか。
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