“殺人アリ”ヒアリが遂に日本上陸、大人でも死ぬ!! TPP開始で日本人はヒアリ滅亡、トカナの警告がガチ的中!
13日付けの「朝日新聞デジタル」によると、環境省は13日、強い毒を持つ外来種のアリ、「ヒアリ」を国内で“初確認”したと発表。中国から貨物船で運ばれたコンテナの内部にいるのを、兵庫県尼崎市で見つけ、消毒して死滅させたという。これについて環境省は「現時点ではヒアリが定着し繁殖している可能性は低い」としているが、トカナが約1年前に掲載したインタビューに、まさにこの事態を予言する内容が含まれているのだ。
国立環境研究所の外来生物研究プロジェクト・リーダーである五箇公一先生の過去のインタビュー内容から抜粋させていただく。まさに日本が誇る生態学の第一人者が指摘する、衝撃の真実がここに書かれている。
■日本上陸? 大人でも死に至る外来種ヒアリの恐怖
――日本に外来種はどれぐらいの数いるのですか?
五箇 目で見てわかる数で2000種類以上。ダニや菌、細菌など目に見えない種を入れるとその総数はわかりません。日本におけるモノと人の出入りを考えると外来種が増えるのは防ぎようがありません。
こちらは外来種のヒアリという毒を持ったアリで、もうすぐ日本に上陸するのではないかといわれています。なぜならここ数年でこのアリは原産地南米から太平洋沿岸諸国を次々に席巻し、今では中国、台湾にまで来ており日本に辿り着くのは時間の問題とされるからです。グローバリゼーションの影響で、船や飛行機で運ばれて入って来てしまう。乾燥した環境を好むので都市環境に適応し、その毒性はスズメバチと同程度に強い。100匹に刺されたら大人でも死んでしまうかもしれない。南米から北米に侵入してからの歴史は長いのですが、北米では現在でも毎年8万人ほどが刺されケガをして、100人が死亡してると報告されています。日本も侵入が防げなくても増えることを防がなくてはならない。すぐに見つけて叩かなければいけない。
――恐ろしいアリですね。港など水際では防げないのですか?
五箇 今の日本では100%侵入を防ぐ、というのは困難です。TPPが始まれば、さらに輸入の自由化を促進しなければいけない。検疫はきっと間に合いません。日本は食べ物や木材など有機資源を輸入に依存している国です。外来種が入り込むリスクが高いのです。こうした日本のリスキーな状況をできるだけみなさんに知ってもらわなければいけないんです。
(インタビュー終わり)
このとき、五箇先生は「TPPが開始されたら危険である」と警鐘を鳴らしたが、開始前に上陸されてしまったことに鑑みると、今後いかに恐ろしい展開が待ち受けているかは想像に難しくない。このインタビューではTPPのほかにも、激しい人の移動が予想される「東京オリンピック」においてウイルスパンデミックが起きる“可能性”にも言及している。もちろん、五箇先生は「日本人が滅亡する」などとは一言も言っていない。しかし、我々、いや、政府には誰かの大切な人の命が奪われる前にこのくらいの覚悟と意識をもって問題に取り組んで欲しいのだ。TPPの問題を含め、今一度危機意識を高めることが重要だ。
※ヒアリは赤茶色で体長2.5~6ミリ。極めて強い毒針を尻に持ち、人間を含むさまざまな動物を何度も刺すほどの高い攻撃性があるという。刺されると、かゆみや動悸(どうき)などが引き起こされ、アナフィラキシーショックによる死亡例もあるうえ、大量のヒアリに刺されたら大人でも死亡する可能性がある。
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