モルディブで“フォースフールド噴出UFO”が出現、2日連続撮影に成功!! 「宇宙現象観測所」所長が歴史的偉業を徹底解説！

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　この画像の白線部分の断面図を見てみよう。

　すると、真っ暗な空に物体がクッキリと浮き上がっていたことが判明。このグラフを見てもわかるように、急峻なカーブを描いていることから、雲などではないと思われる。また、SID-1は星や街灯、灯台の明かりなどがその方向にあったとしても、検知しないようにマスク（遮蔽）することが可能なので、この白い「謎の物体」は明らかにその類ではない。

　同じく、白線の部分で断面図を見てみよう。すると、やはり背景の真っ暗な空に物体がクッキリと浮き上がっていたことがわかる。

　このことから、そこに雲や自然現象ではない何らかの物体が存在したということだ。

　画像処理を施すと、明らかに平面（X軸、Y軸で作られる平面。この場合は背景の夜空）上に謎の円錐形が浮き上がってくる（著者注：高さと色は実際の物体をそのまま表しているわけではない）。Z軸は画像のすべての画素における輝度の強弱を表している（著者注：物体の形状をそのまま現しているわけではない）。このことからも、その空間には、自然現象では説明不可能な、ハッキリとした物体が存在していたといえるのだ。

　念のために、航空機やヘリコプターだった可能性を調べてみる。その際に強力なツールとなるのが“FlightRadar24”という世界中の航空機やヘリコプターが現在（あるいは過去）どこを飛行しているのかを調べる有料サービスである。世界中の空を飛行している航空機の機種・所属・高度・速度、さらに出発地から目的地に至るまで詳細が正確にわかるので、著者はUFOの目撃や写真などの分析時に頻繁に利用している。

　当日、同時刻、同方角のモルディブ上空における航空機群の飛行記録をかなりの広範囲で確認したが、このUFOに適合する方向や位置には、一切の航空機やヘリコプターが存在していなかったことがわかる。

　SID-1のレンズの向きとは逆の方向に航空機が1機存在したようだが、これは、Cathay Pacific 749便で、香港から南アフリカのヨハネスブルグに向かう便である。機種はBoeing 777-300ER、速度は時速856km、飛行高度は9,144mで、今回のUFOとはまったく関係ない。

 
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