盆踊りのルーツは縄文時代にあった! 円空間がもたらす不思議な「調和を創る力」がヤバすぎる!
「人物頭部の長い線は、アジア北方民族チュクチのシャーマンにも見られる羽根飾りの可能性を指摘できる。祭具を持ち、靴を履き羽根飾りをつけて、祈り、踊るシャーマンの姿が線で描かれたものと推定される」(「特別史跡三内丸山遺跡出土の人物画土器について」より)
実は「円形になって踊る」のは日本文化のみならず、モンゴルのシャーマンやインドネシアのケチャも同様なのだ。つまり、盆踊りには争いがなくなる“円形”、そして“祈祷と踊り”――この2つの要素が含まれているということだ。
■円空間には「調和を作る力」がある!
さて、ここで一つの疑問が浮かんでくる。現在も真ん中に神社があり、その周囲に円形の住宅地が形成されている地域では、住民同士の争いが少ないのだろうか? この点について千賀氏は次のような見解を示す。
「円空間には、今も昔も“宇宙の調和”の力がありますので、そうかもしれませんね」
なるほど、引越し物件に迷っている読者にとっては、大いに参考になる話ではないだろうか。
考えてみれば、地球も他の惑星も、円空間(球)で形成されている。万物を構成する原子も球状だ。これは、もっともバランスがとれた形として、円空間の持つ不思議な「調和を創る力」に起因するのかもしれない。
千賀氏が「わの舞」を創始したのも、そのような円空間の「調和を創る力」を知っての事だという。現在のストレス社会にこそ、改めて円空間の「調和を創る力」が福音となるかもしれない。今年は盆踊りでストレス解消してみてはいかがだろうか。
千賀一生
作家・日本文化研究家・「わの舞」創始者。著書『太古人類は宇宙と舞う方法を知っていた』(ヒラルランド)、『ガイアの法則』(徳間書店)、他多数。
公式サイト https://chiga.jimdo.com/
参考:「世界日報」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊盆踊りのルーツは縄文時代にあった! 円空間がもたらす不思議な「調和を創る力」がヤバすぎる!のページです。遺跡、シャーマン、わの舞、三内丸山遺跡、環状集落、盆踊り、縄文時代などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで