土星の月・タイタンに人類3億人が居住可能であることが判明! しかし“先住民”の痕跡(原発跡)も?

■“最初の居住者”がいた痕跡も!?

 なかなか有望な移住先であるタイタンであるが、火星と同じように生身の人間が地表に立つことはできないようだ。

 タイタンの地表はマイナス179度にも達する厳寒の世界で、大気はほぼ窒素とメタンと水素だけで人体に必要な酸素はなく、気圧が地球の1.5倍あり、逆に重力は地球の7分の1以下である。したがって居住する場合は頑丈なシェルターや地下施設の設置が前提となるだろう。

 それでも、実際に居住するかどうかは別にして、豊富なメタンをはじめとするタイタンの資源は人類の宇宙進出に大きな貢献をすることが期待されている。例えば宇宙船の補給基地にするなど宇宙開発の重要拠点になり得るのだ。

土星の月・タイタンに人類3億人が居住可能であることが判明! しかし先住民の痕跡(原発跡)も?の画像3タイタン接近する土星探査機カッシーニ 画像は「Wikimedia Commons」より

 タイタンの地表では放射性崩壊(radioactive decay)が多く起きていることがわかっているのだが、英タブロイド紙「Express」ではなんと“最初の居住者”がこの地で原子力発電を行っていたからではないかと示唆している。たとえそうだとしても、では最初の居住者はどこへ行ってしまったのだろうか? あるいはこの地で絶滅してしまったのか……。いつか人類がこのタイタンに降り立った時、地球外文明にまつわる驚くべき事実を目の当たりにするのかもしれない。


参考:「New Scientist」、「Express」、「EWAO」、ほか

文=仲田しんじ

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