死んだはずの人間がカムバック! 自分の葬式に姿を現し、参列者を恐怖させた5人の話
■フレデリック・ワード
19世紀のオーストラリアで、“紳士な犯罪者”と呼ばれたフレデリック・ワードも自身の死を偽装した1人だと考えられている。フレデリックは6年間にわたり資産家の家に空き巣に入り、金品を盗む行為を続けていた。1870年のある日、ついに警察に追い込まれたフレデリックは馬に乗って逃走を図るが、最後は銃弾に倒れて死亡したと伝えられた。ところが、彼の家族はこの発表を疑っており、本当に死んだのは叔父のハリー・ワードだったと信じているという。また、フレデリックの葬儀では、黒い服を着て顔を完全に覆い隠した奇妙な女性の姿が目撃されている。彼女の男性的な歩き方から、フレデリックが女装し、葬儀に参列していたのではないかと噂されている。
■ノエラ・ルクンド
オーストラリアに暮らすノエラ・ルクンドは、母の葬儀に出席するために母国ブルンジ共和国に帰国した。葬儀後にホテルに戻った彼女が新鮮な空気を吸いに外に出ると、突然2人の男に誘拐されてしまう。そして犯人から、彼女の夫が妻を殺すように指示していることを伝げられる。しかし、最終的に誘拐犯らは、依頼人であるノエラの夫との会話が記録されたメモリーカードを彼女に渡し、解放。その頃オーストラリアでは、夫がノエラの葬儀を執り行っており、周囲に「妻は悲惨な事故で死んだ」と説明していた。しかし、そこに突然、死んだはずの妻が出現、夫は驚いて飛び上がり「俺が全て悪かった」と許しを求めたという。しかし、もちろんノエラはその場で警察に通報し、夫には9年の禁固刑が言い渡された。
参考:「LISTVERSE」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊死んだはずの人間がカムバック! 自分の葬式に姿を現し、参列者を恐怖させた5人の話のページです。アメリカ、幽霊、オーストラリア、誘拐、カンボジア、葬式、山下史郎、ブルンジなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで