■“真のサプール”、ステラヴォス・ニャルコス
ステラヴォス・ニャルコス/撮影:酒井透
サプールであり作詞家でもあったステラヴォス・ニャルコスは、1970年代前半から、その名を知られていた。作詞家として頭角を現したのは、1984年のことになる。パパ・ウェンバとともに『FIRENZE』というタイトルのアルバムをリリースして、自らもマイクを握ったのだ。
サプール/撮影:酒井透
このアルバムに収められている『Proclamation』(作詞:ステラヴォス・ニャルコス)という曲は、凄まじい破壊力があった。何故ならば、“真のサプール”というものを定義したからだ。それは、誰の目から見ても狂いのないものだった。『Proclamation』は、キンシャサで大ヒットすることになる。
サプール/撮影:酒井透