【上祐史浩・激白インタビュー】空中浮揚のウソ、ロシア政府との裏取引と武器売買…! 今明かすオウムと麻原の真実!

【上祐史浩・激白インタビュー】空中浮揚のウソ、ロシア政府との裏取引と武器売買…! 今明かすオウムと麻原の真実!の画像5上祐史浩氏(撮影:編集部)

上祐  超能力というべきものは無かったと思います。ただし、これは表現が難しいのですが、人の心などを洞察する直観力などは、普通の人より長けていたと思います。麻原は幼少期より視覚障害を抱えています。目や耳が不自由な人が、それを補うために他の感覚が極めて鋭くなるという話がありますが、麻原もそうだと思います。聞くところでは、全盲の麻原の兄は、直観の鋭いカリスマ治療家で、麻原が心服していたいう話もあります。

 しかし、教団が宣伝した空中浮揚などは、嘘だったと思います。少なくとも私は、空中浮揚を見たことがありません。跳ね上がることはあっても、浮揚することはなかったと思います。私が入信する前から、麻原の空中浮揚として『週刊プレイボーイ』誌の写真が有名で、それを教団の書籍でも使っていましたが、「アレフ」を脱会する前後によく調べた結果、あれは跳ね上がった瞬間を撮ったものであり、週刊誌は面白半分で掲載したとわかりました。

――ずいぶんあっさりと真実がわかってしまいました(笑)。手品レベルということですね。では、オウム信者たちは「麻原には霊能力や超能力がある」と、まんまと騙されていたのですね?

上祐  空中浮揚はそうだと思いますし、麻原の直観力・洞察力にしても、誇大宣伝だったと思います。ただし、一番騙していたことは、早川紀代秀(死刑囚)がロシアから原料を購入して土谷正実(死刑囚)が調合したLSDなどの薬物を信者に飲ませ、麻原の力で神秘体験ができたと思い込ませていた点だと思います。


■ロシアの武器商人とのパイプもあった!?

――オウムは本当にロシアのマフィアと繋がっていたのでしょうか!?

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上祐  武器商人という意味では、政界自体がマフィアだと言う人もいるのがロシアという国です。最初はロシア側から麻原に「500万円でモスクワ大学での講演をしないか?」(大学が講演料が払うのではなく、オウムが大学で講演する権利を買い取る)という話が来ました。ある日本の大宗教団体のIも、そうして講演したそうです。ですから、講演したのは、名誉でも何でもありません。

 その後、当時のロシア政界のナンバー2であるオレグ・ロボフ氏(安全保障会議書記)にまでコネができて、実現はしませんでしたが「1億円でエリツィン(ロシア初代大統領)と面会して写真を撮らないか?」という話もありました。

 そして、詳しい事情はわかりませんが、早川は「戦車がいくら~」といった“武器の値段リスト”を持っていました。私は、早川が自分をロシア側に、武器商人であるかのように思わせたと考えているのですが……。その結果オウムは、攻撃兵器ではないものの軍用ヘリコプターを(完成品ではなく)部品で購入しました。しかし、結局は組み立てられず、ロシア側に大金を取られただけの結果となり、相手の方が一枚上手だったのでは、と思います。

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